ヤシカエレクトロ35GSのカメラ修理

今日は6月3日ですが。。。
うーん、記念日がないわけではないのですが
あまり興味をそそられるものがないかなぁ(汗)
昨日は火曜日で定休日だったのですが
起きたらお昼過ぎていました(汗)
いや、目覚ましは普通に朝7時にならして
止めたことも覚えているのですが
やはり休みで予定がないと二度寝しちゃいますよね。
ここのところの休みは朝一に毎週、通院の予約があったので
久しぶりに特に予定のない火曜日でした。
。。。とはいっても休みの日くらいでないと
できないことが山積みにされていたのですが
さすがに起きたのが昼過ぎではモチベーションが下がってしまいました(笑)
近所の哲学堂公園ですが1ヶ月半ぶりに写真を撮り
現像を出しに新宿に行き
ヨドバシで興味のあるものを少し見ていたら
すぐ日も落ちて暗くなってしまいました。
で、夜になったら翌日の仕事の準備と
月曜日にやり残した仕事を片付けます。
まぁ予定のない定休日なんてこんなもので
わけわかんないうちに終わります(苦笑)

さてさて

本日は「ヤシカエレクトロ35GS」のカメラ修理を行っています。
エレクトロはヤシカを代表するレンズ固定式カメラです。
1966年の初代エレクトロから1975年のGXまで
いろいろなモデルが作られました。
初代~GSN(GTN)までの使用電池がHM-4の少し大柄なモデルと
CC以降のコンパクトなモデルに大きく分けられると思います。
今回のGSは初代からぼ流れをくむ少し大きめのボディのカメラで
基本的な構造は初代のものを引き継いでいます。
GSで大きく変更されたのはレンズで
45mmF1.7のスペックは変わりませんが
コーティングが新コーティングとなり
レンズ名も「カラーヤシノンGX」となりました。
この次のGSNの変更点はホットシュー装備くらいなので
このGSが前期エレクトロの完成形といってもよいと思います。

シリーズを通して基本的に大口径レンズを装備し
絞り優先AEで撮影するカメラです。
いわゆる指針式の露出計は持たず
オート制御外や手振れしてしまう設定になるときは
ボディ上面とファインダー内に赤か黄色の警告灯を点灯し
絞り値の変更を促します。これもシリーズ共通の仕様です。
目測のMCを除く全モデルにレンジファインダーを装備します。
こうしてみると非常に高いスペックを誇るカメラだと思います。

お預かりのエレクトロGSは
バルブが効かずに普通に切れてしまいます。
もちろん電池の入った状態です。
マグネットの汚れが原因かと思われます、
電子制御シャッターなので各部の接点が弱点ではありますが
やはり汚れのせいかオート露出は作動するものの
非常に不安定です。
よくエレクトロで問題になるレリーズ部のゴムブッシュに関しては
今回は既に対策品が使われており問題はございません。

写真では既にレンズは外してありますが
前玉は比較的軽症だったのですが
後玉のカビとクモリがかなり酷い状態でした。
できる限りの清掃で対応いたしますが
若干のカビ跡は残るかと思われます。
リード線の多さが非常に時代を感じさせますね。
これから各接点の清掃やシャッターユニットの整備に
本格的に取り掛かります。

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