今年の営業は本日を含めてあと3日です。
今日はミノルタSR505のカメラ修理を行っています。
現在、確認できている症状は
ファインダー内シャッタースピード表示が不動
高速シャッター開かず
巻き上げ時に「キィー」という甲高い異音
以上、3点ですが細かく見ていくとまだまだありそうです。
シャッタースピード表示不動は連動糸が切れていると大変ですが
どうやら糸が絡まっているだけのようです。
高速シャッター不良は単に幕速調整だけではなく
根本的に幕軸の油切れが原因のようです。
一連のSRT101に始まるシリーズは露出計連動が糸で行われているので
少しばかり気を使います。
ところで・・・このシリーズは少しネーミングがややこしいのです。
1966年 SRT101 発売
1973年 SRTスーパー 発売(但しSRT101も継続販売)
1975年 SRTスーパーの後継としてSR505が発売
同年 SRT101の後継としてSR505が発売
つまりこのSR505はSR101とともに、ミノルタの最後の機械式シャッター一眼レフなわけですね。
さて本格的に取り掛かります!
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