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オリンパスOM-1のカメラ修理

今日は8月9日
長崎に原爆が落とされた日ですね。
私は広島出身なので
8月6日は毎年特別な1日ですが
長崎の方にとっては今日が本当に特別な日で
決して風化させてはいけない出来事であると思います。
広島に平和記念公園や原爆ドームがあるように
長崎にも平和公園と平和祈念像があります。
私が訪れたのはまだ子供の頃でしたが
平和祈念像を目の前にして
非常に感動して写真を撮ったことをよく覚えています。
そういえばあの頃のネガどこに仕舞ったのか。。。
捨てるわけはないのでどこかにあるはずなのですが
今のうちにデジタル化しておかなくては。。。。
プリントはしっかりアルバムに貼ってあります。
あんまりしんみりしてばかりでもいけないので
8月9日ですから「野球の日」ですよ
カープが少し本来の戦い方ができている感じで
毎日ちょっと気分良いです!
とか、ここでこんなこと言っていると負けるのですよねぇ。。。(汗)
とりあえず今夜もがんばれ!応援します!

さてさて

本日はオリンパスOM-1のカメラ修理を行っています。
今月ももちろんコンスタントにOM-1の修理が入っています。
機種別でカウントするとOM-1が圧倒的に多いと思います、
(実際にカウントしてはいないので感覚的にですが)
次に多いのはミノルタSRT系とニコンFEあたりですかね。。。
オリンパスはペンF系も多いですね。
軽量コンパクトなボディのおかげで
「フィルム一眼レフは使ってみたいけど
あまり大きくて重いのはちょっと。。。。」と考えられている方の
ニーズを当時、一気に引き受けたカメラでもあります。
デビューは1972年でこの時代の一眼レフは
OM-1以外は大きくて重いものばかりでした。
3年後になるとライバルともいえるペンタックスMXが
ほぼ同じ大きさ(ほんの少しだけ小さい)で登場し
80年代が近くなると外装プラスチック+電子制御縦走りシャッターで
同じような大きさのOM-1より軽いカメラもいろいろでてきます
でもやはり軽量コンパクトな一眼レフと言えば
このOM-1がパイオニアで未だに使いやすく質感も高いと思います。
ただし、ここでも何度か書きましたが
当時他メーカーが全くできなかったことをやったわけなので
多少、耐久性に劣る部分もあるのは事実です。
新品で売っていた当時では全く問題にならないレベルの話ですが
さすがに50年近く経過していればそのあたりも目立ってきます。
ただメンテナンスを行えば何とかなる場合も多いので
未整備のまま無理に使い続けるのは
できるだけ避けていただきたいカメラとも言えます。

お預かりしているOM-1は
レリーズボタンを押してもミラーがポンと上がるだけで
シャッターが全く動き始めません。
まず底板を外して強制的にシャッターを切ってみると
精度はさておきシャッターそのものは
問題なく動作できるようです。
レリーズしたときのミラーの動きも妙に緩慢なので
ミラー駆動部に動作不良に加え
シャッターとのリンク部分に問題があるようです。
ある程度原因がつかめたところで分解整備に取り掛かるのですが
このミラー駆動部の動作不良が結構頑固で
機械的な駆動部・エアダンパーの清掃
ゴムブッシュの交換等を経てやっと普通に動作できるようになりました。
シャッターは動作してはいたものの
やはり幕軸や三連ギアの動きはイマイチで精度が出ていませんでした
ミラー駆動部がこれほど動作不良なのだから
他の部分も同じように動作不良なのは当然ですね
これもトラブルの多い露出計は動作してはいたのですが
電池室からの配線がお決まりの腐食で
断線寸前だったためこれも交換して対応いたしました。

写真は一通り整備が完了した後のものです。
外観も動作も見違えるようになりました。
非常に軽快に巻き上げられてシャッターも
OM-1らしい上品な音で動作します。
付属していたMCズイコーオートS50mmF1.4も清掃を行い
非常にクリアなになりました。
同じようなコンセプトのカメラは他にもありますが
やはり操作したときの質感は
OM-1が何とも上品で
「良いものを使っている感」が感じられて
気持ちよいです。
少し様子見をした後に最終調整&最終チェックで完成となります。
ご依頼者様にもこの操作感を是非楽しんでいただきたいと思います。

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ペンタックスSPFのカメラ修理

今日は8月8日、パチパチということで
「そろばんの日」なのだそうです。
私が子供の頃には近所に当たり前のように
「そろばん塾」があって
私も小学校3年から小学校卒業まで通ったなぁ
先生がちょっと面白いおじさんで
学校と同じくらい楽しかったですねぇ
今でも簡単な暗算は頭の中にそろばんの玉が浮かびますし
なんなら右手が自然と玉をはじきます
当時も暗算は得意なほうでしたが
そろばんは本当に習っていて役に立ったと思います。
そういえばそろばんは右手でやってたのです
(本来、書くのも何もかも左利き)
答えを書くのも数字だけなら何とか。。。という感じで
右手で書いていました。今は無理だと思いますが。。。
「伝票」が苦手だったなぁ。。。(笑)
(左手で伝票をめくりながら右手でそろばんで足し算をしていく)
でも小学生の間に全珠連2級までは取ったのですよ
「そろばん習うのは小学生の間だけ」という暗黙のルールがあって
卒業と同時にそろばん塾も卒業していくのでよねぇ。。。
あぁ、いろいろ思い出してきた
また余計な記憶の引き出しが開いてしまったようです(笑)

さてさて

本日は「ペンタックスSPF」のカメラ修理を行っています。
大ヒットしたSPを開放測光化したモデルです。
もちろん従来のM42マウントでは
絞り情報の伝達ができないので
開放測光を行うには「SMCタクマーレンズ」を使う必要があります。
従来のM42レンズ使用の場合が絞込測光で対応します。
当時は絞込測光器と開放測光機が市場で混在している状態で
どちらが良いのか?という論争もあったようですが
やはり時代は開放測光機へと傾いていきます。
SPFはシャッター等の基本的構造はSPと同様ですが
当然ながら露出計周りは全くの別モノで
SPに比べると非常に複雑になっています。
(単純に考えればマウント周りから絞り情報に伴う
電気信号が1系統増えるだけではあるのですが。。。)
基本的なスペックはSPと同一とはいえ
微妙に部品の互換性はありません。
代表的なのはプリズムでSPよりSPFのプリズムのほうが少し大きく
ここも互換性がありません。
SPもSPFもプリズム腐食の多いカメラなので同一だと
少し助かるのですが。。。

お預かりしているSPFは
頻繁にミラーアップしたままになってしまいます。
SPでも共通してみられるよくあるトラブルです。
シャッター後幕の走行がきちんと完了していないために
起こる症状です。
高速シャッターで計測してみると後幕の幕速が
極端に遅い状態です。やはり幕軸の汚れや油切れが原因と思われます。
この症状が出ているときにとりあえず後幕のテンションを上げて
対処している個体をたまにみかけますが
それはバネに無駄な負荷をかけ続けるだけで
後々、ロクな結果になりません。
事実、この個体も軸の清掃を行った状態で幕速計測を行うと
明らかに引っ張りすぎで幕速が異様に速くなりました。
一時的に幕速を上げることで対処していたのだと思われます。
バネは当然引っ張りすぎると伸びてしまうこともあり
そうなるといくら調整しても正しい精度は得られなくなってしまいます。

最大の売りである開放測光可能な露出計は
全く動きません。
SPFの露出計はちょっと変わっていて
普通の露出計は構造的には電流計で
流れる電流の大きさにより指針が振れるわけですが
SPFの露出計はコイルを二つ重ねたような構造で
何も負荷のかかっていないとき(電源がないとき)は
指針はほぼ真ん中にいます。
その真ん中にある指針をCdSからくる電流と
絞り・SS情報からくる電流で引っ張り合うのです。
で、バランスが取れた真ん中に指針が来る時が
適正露出となるわけです。
電源のないときに真ん中にいるのは
ちょっと紛らわしいとは思いますが。。。(苦笑)
不動の原因は電池室周りの配線かな。。。と予想しましたが
その辺りに問題はありませんでした。
。。。となると露出計本体の断線?と思いましたが
それでもなく。。。CdSにも問題はなく。。。
どうやら基盤内に問題が隠れていそうです。
これはちょっと厄介かもしれません。。。

写真は本格的に露出計を調べる前に撮ったもので
上カバーを外してプリズムを降ろしただけの状態ですが
この状態でもSPとは電気回路が全く異なり
複雑になっているのがよくわかります。
もう少しシンプルにできていても良いような気もしますが
こういう構造もペンタックスらしいといえばらしいかもしれません。
露出計の件は時間がかかりそうなので
まずはいったん全部基盤も露出計も外しておいて
シャッターや巻上の機械的部分を先に整備しようと思います。
それで基本的な部分を仮組した状態で
露出計をどうするか考えていきたいと思います。

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コニカⅢAのカメラ修理

今日は8月7日ということで
予想通り(笑)
「花の日」や「鼻の日」だったりするわけですが
ちょっとひねって「バナナの日」でもあるそうです。
果物は何でも大好きですし
この季節だと桃に目が向きがちですが
バナナは年中簡単に手に入って
そして安定した美味しさですよねぇ。。。
引き合いに出すのは申し訳ないのですが
例えば桃とかだと個体差で美味しさが
かなり違ってしまうような気がしますが
バナナは安定してどれも同じように
美味しいと思うことが多いと思います。
そして簡単に手で皮が剥けるので
本当に気軽に食べられるのが良いですね!
山登りに良く出かけていた頃には
行動食として2、3本必ずリュックに入れていました。
登山中に食べなくても帰り道に気軽に食べられますし。。。
安くていつでも手に入るから軽く見てしまいがちですが
そう考えてみるとバナナって偉大ですねぇ
とりあえず今日の帰りにスーパーでひと房買って帰りましょう(笑)

さてさて

本日は「コニカⅢA」のカメラ修理を行っています。
コニカ(前身の小西六写真工業を含む)は
の日本初の印画紙やカラーフィイルム
商品名の付くカメラとしてはこちらも国産初の
カメラの販売を行うなど
非常に歴史のある老舗メーカーです。
35mm判フィルム使用のカメラは戦後のコニカスタンダードが
最初のカメラとなりますが
その後、コニカⅠ(ほぼスタンダードと同様)、コニカⅡと続き
1956年にコニカⅢが発売されます。
巻上方式が大きく変更され前面に配置された
大きなレバーでダブルストロークで巻き上げます。
フィルム巻上と同時にシャッタもチャージされる
いわゆる「セルフコッキング」となりました。
その後のカメラでは当たり前の機能ですが
この時代は二眼レフやスプリングカメラも含め
チャージと巻上はまだまだ別操作のカメタの多い時代です。
当然、意図しない多重露光や未露光の操作ミスも多かったと思われます。
今回のⅢAはⅢをベースに当時「生きているファインダー」と言われた
パララックス・画角自動修正機能付採光式等倍ファインダーを
装備したモデルです。
今となっていは「生きているファインダー」はちょっと大げさな気がしますが
ピント操作に連動して自動的にブライトフレームの位置が
補正されるといった機能です。
これも後のレンジファインダー機では普通の機能になっていきますが
この時代としては非常に画期的な機能です。
さらに等倍ファインダーのため両眼を開けて
両目の視野の中にブライトフレームが浮きあがって見え
ファインダー視野外も確認しながら撮影できるというのは
見え方に慣れると本当に便利です。
搭載されるレンズはⅢと同じ48mmF2のものと
50mmF1.8搭載のものが存在します。

お預かりしているⅢAは
普通に撮影に使っていたものだそうですが
突然巻上レバーが動かなくなってしまったとのことです。
受付時に確認しましたが
がっちり何かが噛みこんでしまっているような感じで
全くレバーが動きません。
どんなカメラでも同じですがこういうときは無理に
力任せに動かしては絶対にダメです。
単純に何かが挟まっているだけかもしれないものを
無理に動したため部品が破損してしまうことがよくあります。
結果からいうと今回も部品の噛みこみが原因でした。
無理に動かすと余計なトラブルを招き
最悪、修理不能になる可能性もございます。
今回のご依頼者様は
何度もお付き合いさせていただいている方で
古いカメラの扱いもわかっていて
その辺りは私ごときが改めて言うことではないのですが
こういうのも経験がないとわかりませんものね。
実際に無理に動かして破損したカメラが入ってくることも多いのです。

 

でっかいレンズとちょっと頭でっかちなところが
通常のⅢとは全く異なり佇まいも違って見えますね。
先程、少し触れた通り巻上ロックの原因は
ボディ下部のネジの緩みにより一部ギアが外れ
それが噛みこんでしまったためでした。
もちろん正しく組みなおしてネジも締めて
巻上機構全体の整備を行います。
もちろんシャッターやファインダーの整備も
並行して行いました。
シャッターに大きな問題はなかったのですが
自慢のレンジファインダーの
二重像反射面のミラーの状態が悪いためここは交換で対処いたしました。
ちなみにⅢAのファインダーは
よくあるハーフミラーで二重像を映すものではなく
プリズムを使用した贅沢なものです。
通常のⅢはハーフミラーなので
やはりファインダーには相当こだわって作られたカメラだと思います。

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オリンパスペンFTのカメラ修理

今日は8月6日「原爆の日」ですね。
私は広島県の呉市というところの出身ですが
やはり広島県民にとっては8月6日は特別な日です。
私もこっちで生活してそれなりに年月が経ちましたが
やはり8月6日の8時15分には少しでも黙とうします。
今朝は起きてすぐでしたがしっかり黙とうできました。
実家はじいさんばあさんとの3人暮らしだったので
戦時中の話は子供の頃にたくさん聞かされました。
空襲のたびに防空壕に逃げ込む毎日で
原爆投下の際には呉なので直接的な被害はなかったのですが
キノコ雲は見えたそうです。
細かく見ていくと平和じゃないことはたくさんあるし
理不尽で残酷なことも毎日起きていることは思いますが
国として戦争状態になく
普通に生活できている点で現在の日本はやはり平和なのですよね。
ただ、これが当たり前じゃなく
何かのきっかけでそうではなくなる可能性もあると肝に銘じて
毎日を過ごしたいと思います。
あまりしんみりするのも
ここのブログっぽくないような気がするので少しおまけで。。。(苦笑)
今日は語呂合わせで「ハムの日」でもあります。
三田屋のハムにやたらとあこがれた時期が昔あって
取り寄せて食べたけど美味しかったなぁ。。。
また取り寄せてみようかな。。。

さてさて

今日は「オリンパスペンFT」のカメラ修理を行っています。
。。。先日もペンFTやりましたね(汗)
まぁ順番に修理していっているのでこういうこともありますね。
元々、ペンFTは修理依頼の多いカメラでもありますし。。。
ハーフ判の一眼レフの代表ともいえるペンFですが
正確に言うとハーフ判の一眼レフは数は少ないながらも
他にもないことはないのですよね。コニカとか。。。
ただ、「ハーフ判なのだから通常の一眼レフより
軽量コンパクトでなければ!」と考えたかどうかまではわかりませんが
ペンFシリーズは通常の一眼レフとは
全く異なるアプローチで作られ
そのおかげで非常にコンパクトにまとめられ
さらに一眼レフとは思えないスタイリングを
手に入れることができました。
ある意味、非常にオリンパスらしいカメラだと思います。
私も1台は記念碑的に手元に置いておきたいと
常日ごろからから思っています。
(部品取りの残骸をまとめて
自分用に使える1台にしようと
以前から思っているのですが
なかなか集中してそんなことをしている精神的余裕がない(汗))

その特異な構造のためどうしても経年劣化的な
トラブルは起こりがちで特にFTは
露出計を搭載するために多少無理をしている部分もあるので
トラブルを抱える可能性は高いと思います。
お預かりしてペンFTは
シャッタスピードの制御を司るガバナの動作不良を抱えており
露出計も非常に不安定な状態です。
加えてなぜかミラーが外れてなくなっています。
おそらくご依頼者様のご実家でどなたかが
使っていたカメラなのだと思われます。
レンズも標準レンズの他、広角、望遠と揃っていますが
どれもカビ、クモリが酷くそのままでは
とても使い物にならない状況です。
一部絞り羽根の動作不良も見られます。
全体的にいろいろありますが
まとめてしっかり整備してしまえば
一通り大抵の撮影に対応できる一式の完成となりますね。

写真は整備後の状態でこれから最終チェックを行って完成となります。
非常にシャッターの動きも良く精度も出ています。
レンズはできる限りの清掃で
一部、コーティングがカビの侵食されている部分もあり
そこは薄曇りとして残ってしまっていますが
まずは普通に撮れるレベルにはなっていると思います。
しかしながら、いつ見ても
ペンFのスタリングは惚れ惚れしますね。
全てのレンズに装着された花文字のキャップもステキです。

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ペンタックスSVのカメラ修理

今日は8月5日ということで
「ハコの日」とか「ハンコの日」とか
「ハシゴ車の日」とか語呂合わせの記念日も多いですねぇ
そんな中、「箱そばの日」という記念日がありました。
「箱そば」というのは小田急沿線で展開する
「箱根そば」のことです。
「よみうりランド前駅」、「本厚木駅」と
小田急沿線に住んでいた時期も長かったので
「箱根そば」は非常に身近な存在です。
ちょっと甘めのつけ汁がいいのですよねぇ
(普段、冷たいつけ汁のそばしか食べないのです)
どこの駅のそばにも展開している某そば屋チェーンさんの
つけ汁は尖った感じがしてあまり好みではないのですが
箱そばのつけ汁は優しい感じで美味しいです。
一緒に売っている天ぷらとの相性も抜群です。
でも本当はこの類のチェーン店では
「ゆで太郎」が一番美味しいと思っています、
ただ、私が知らないだけなのか近所にないのですよねぇ。。。
厚木に住んでいるときには自転車で行けるところにあったので
休日の朝か昼は大抵「ゆで太郎」のそばだったのですが。。。。
真夏に冷たいそばは欠かせないですよね。
近日中に新宿駅で「箱そば」食べてきます(笑)

さてさて

本日は「ペンタックスSV」のカメラ修理を行っています。
いわゆる「SP」より前の「アサヒペンタックスS系」の
完成形ともいえるカメラです。
SVの「V」はドイツ語でセルフタイマーを意味する
Voraufwerk」の頭文字でその名の通り
セルフタイマーを装備します。
ただ、その後の一眼レフによくある
ボディ前面にレバーのあるタイプではなく
巻き戻しクランク下のダイヤルを回してセットする形式です。
あらかじめ知っていないとセルフタイマーがここにあるとは
気づかないままになってしまうかもしれません。
基本的構造としては従来のS系の発展型で
シャッタスピードは最高速1/1000を搭載し
一軸型不回転型で倍数系列のシャッターダイヤル
完全自動絞り、自動復元式のフィルムカウンター等
露出計こそ装備されないものの
その後の一眼レフと使い方で迷うことのない装備が
一通り搭載された現代的なカメラということができると思います。

SPより前のアサヒペンタックスのカメラで
まず懸念されるのはシャッター幕の状態です。
未整備で動かされることもなく眠っていた個体は
かなりの高い確率でシャッター幕が劣化・硬化してしまっています。
今回、お預かりしているSVも同様で
シャッター幕はガチガチに硬化し
しわくちゃな状態になっています。
これではいくら幕軸等の動きを改善しても
まともにシャッターは動作することができません。
やはりシャッター幕交換が必要となります。
横走りのフォーカルプレーンシャッターは
レンズシャッターや金属羽根縦走りシャッターに比べると
強いバネ力で駆動しますが
それでもシャッター幕は常に柔らかくしなやかな状態で
あることが大前提です。
穴や破れがあるものは問題外ですが
巻き癖がついてしまう状態であればもうまともにSSは出ません。
経年劣化には勝てませんが
やはり長い間動かさないでいることも劣化を促進させる原因だと思います、

写真は整備が一通り終わった状態でのもので
写っているのは交換したシャッター幕です。
クルクル巻き癖がついていましたが
少し伸ばして撮影しました。
写真ではわかりにくいですが硬化してしわくちゃです。
シャッター幕を外した際に
徹底的に幕軸や巻上部の清掃も行い
現在はシャッタースピードの精度はもちろん
巻上も非常にスムーズで見違えるほどになりました。
装着されていたレンズもカビ取り等清掃を行い
非常にクリアになり
プリズムに少々腐食もあったのでプリズムも交換し
ファインダーも非常にクリアです、
あとは存分にご依頼者様に撮影を楽しんでいただくだけですね。
もう少しだけ時間をおいてから
最終チェックを行い完成となります。

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オリンパスペンFTのカメラ修理

今日は8月3日ということで
「ハサミの日」だそうです。
昔から「〇〇とハサミは使いよう」と言いますが
使い方よりまず初めに
刃物類はきちんと切れるモノを使いましょう
歯が錆びついてロクに切れないものを
無理に使っているともちろん切り口も汚いですし
何よりも怪我の元です。
無理して使っていて勢いあまってカッターや彫刻刀を
指に突き刺したことが何度かありますが
一歩間違えると取り返しのつかない怪我になりかねません。
本当に道具類はちゃんとしたものを使いましょう。
ところで私は左利きなのでハサミも左手で使います。
普段使っているのは右利き用のハサミですが
子供の頃からこの組み合わせのせいかすっかり慣れてしまっています。
少し前に左利き用のハサミを買ってみたのですが
逆に使いにくくて狙ったところが正確に切れず
結局お蔵入りになってしまいました(苦笑)
仕事柄いろいろな刃物類を使います。
ハサミも大きなものから精密ハサミまで
カッターも普通のものから精密細工用、ロータリーカッター
他にも彫刻刀もたまに使いますし
刃物とはちょっと違いますがガラス切りも使います。
どれもそうですが刃が交換できるものは早めに交換
交換できないものは研ぐなり買い替えるなりで
常に気持ちよくスパッと切れるようにしておくことが大事です。
出来上がりの結果にも作業効率にも大きく影響します。
ハサミだけじゃないですね。ドライバー類だって結構な消耗品です。
先端のなまったドライバーを使っていると
ネジを舐める原因になってしまいます。
だからある程度のモノでないと困りますが
あまり高級な工具には興味がありません。
それよりもそこそこの工具を頻繁に買い替えるほうが良いと
個人的には思います。
まぁ高級な工具を頻繁に買い替えるのが
一番気持ちよいような気がしますが
なかなかそれは現実的には難しいですねぇ。。。(笑)
なんにせよ、よく切れるハサミを使いましょうね。

さてさて

本日はオリンパスペンFTのカメラ修理を行っています。
世界的にも類を見ないハーフ判一眼レフのペンFシリーズの一員です。
最初に出た初代ペンFのダブルストロークの巻上を
シングルに変更して露出計、セルフタイマーを装備したモデルです。
あ、ファインダースクリーンも異なりますね。
ペンFシリーズ共通のよくあるトラブルとしては
その独特のロータリーシャッタに関することが多いと思われます。
シャッター駆動部そのものもたまに固着等が起こりますが
多いのがガバナーに関するトラブルです。
ロータリシャッターのシャッター羽根は
円の一部が欠けたような形をしています。
(口を開けたパックマンのような。。。と
いえば同世代には通じやすいかも(笑))
その欠けた部分がフィルム室側窓を通過する瞬間が
シャッターが開く瞬間です。
なんの抵抗もなくクルンと1回転するときが最高速の1/500になり
それ以外のシャッタースピードではシャッターが開いた状態のときに
シャッター羽根の動きをわずかに止めてシャッタースピードを調整します。
ペンFの場合は1/250~1秒まで同じガバナを使って
シャッタスピードを調整しています。
通報のフォーカルプレーンシャッターやレンズシャッターだと
ガバナを使ってシャッターを止めるのはスローシャッター時だけですが
(だからスローガバナと普通は言うわけですね)
ペンFの場合は最高速以外は全てガバナが介入します。
で、一眼レフやレンジファインダー機で
「スローガバナーの粘り・固着」なんて症状をここでも良く書きますが
その構造上、粘りや固着が起きやすいのですね。
今回。お預かりしているペンFTも
数年前までは普通に使えていたのに
シャッタ-が切れなくなったということなのですが
原因はガバナの固着でした。
今回はガバナの清掃・調整で修理できましたが
場合によってはガバナを交換しないと駄目な場合も比較的多いです。

ペンFTは露出計を装備したために
ペンFでは普通のミラーを配置していた部分に
ハーフミラーを配置しファインダーに入る光の一部を
受光体(CdS)に導きます。
ハーフミラーはレンジファインダー機にもよく使われますが
劣化が激しく交換せざるを得ないことが多いパーツです。
ペンFTでも同様で今回もハーフミラーの腐食が酷く
ファインダー内でかなり目立つ状況だったので
交換で対応しています。
ちなみにペンFTでファインダー内にシミのような汚れが見える場合は
大抵の場合はハーフミラーの腐食で
ペンFで同じようなものが見られる場合はプリズムの腐食です。
プリズムの腐食はペンFのほうが多いような気がします。
(ペンFとFTのプリズムには基本的には互換性がありません)

一通り整備が終わって組み上げた状態です。
装着しているレンズは当店のテスト用レンズです。
外装も磨き上げ非常にキレイな状態になりました。
もちろんシャッターもスムーズに動作しており
精度的にも全く問題ございません、
ファインダーも非常にクリアで
露出計もしっかり動作しています。
中身の構造が独特なことももちろんですが
それに伴って外観のデザインも
他のカメラとは全く違うのがペンF系の魅力ですね。
確かに1台は手元に置いておきたいカメラだと私も思います。

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ミノルタXEのカメラ修理

今日は「おやつの日」だそうですよ。
おやつは元々、江戸時代に一日二食が一般的だったころ
「八つ時(やつどき)(午後2時から3時頃)」に
とっていた小腹を満たす間食のことをいうのだそうです。
。。。ということは
昼ごはん普通に食べてさらの3時のおやつってのは
やはり食べ過ぎなのですね(苦笑)
実際、間食は制限しているので「3時のおやつ」なんて
さすがに今は「あまり」食べませんが。。。。
そのころにちょっと甘いものとか欲しくなりますよねぇ
特に集中して仕事していると。。。。
はっ。。。またそれをいいわけにして
間食を食べてしまいそうです。。。(苦笑)
ちなみに2月から3月にかけての入院で
8kg以上減らした体重は
いつのまにか入院前のレベルに戻ってしまいました(涙)
そういうとこだけすぐ戻るのね。。。。

さてさて

本日はミノルタXEのカメラ修理を行っています。
初期のミノルタ一眼レフといえば
昨日のSR-Tスーパーもそうですが
ミノルタ最初の一眼レフSR-2から始まった
機械制御のSRシリーズです。
しかしながらミノルタは比較的早い時期に
カメラの電子制御化に大きく舵を切り
一眼レフも電子制御シャッター搭載の
「Xシリーズ」へとシフトしていきます。
最初のXシリーズのカメラは当時のフラッグシップでもある
X-1ですがXEはそれに続いて発売された
Xシリーズ第二弾のカメラです。
いわゆる機械制御から電子制御へと移行する
過渡期のカメラですがミノルタらしい
造りの良さと優れた使い心地が魅力のカメラです。
XEのブログになると毎回書かざるを得ませんが
大きな特徴はミノルタ、コパル、ライツの3社で
開発した「コパルライツシャッター」を搭載していることです。
XEの大きな魅力のひとつでもある
巻上の滑らかさもこのシャッタユニットに起因する部分が大きいのです。
さらにXE特有の上品なシャッター音も
このシャッターユニットのおかげです。

魅力的な部分も非常に多いXEですが
捕獲的初期の電子制御機ということもあり
正直言ってトラブルも多いです。
今回は同じご依頼者の方からシルバー、ブラックの
XEを2台お預かりしてますが
それぞれ結構大きな問題を抱えています。

(装着捨しているレンズは当店のテスト用レンズです)

まずはブラックのほうですが巻上はスムーズなのですが
電子制御されるシャッターは全てミラーアップしたままになってしまいます。
もちろん電池は新品です。
XEでは定番のトラブルの一つです、
この症状が出ているときは一見シャッター自体は切れているように見えますが
実際にはしゃったーは閉じたまま作動してるだけですので
写真は全く撮れない状態ということです。
このミラーアップの症状は原因がいくつか考えられるので
ひとつひとつ怪しいところを潰していく形になります。
加えてこれもXEの定番トラブルですが
電源を入れると露出計が基本的に一番上に振り切ったままになってしまいます。
これは巻き戻しクランク下の摺動抵抗の汚れ・劣化が原因です。
清掃、場合によっては交換で対処します。
シルバーのほうはまず電源が入りません。
これは電池室からの電源供給がうまくいかない様子です。
電池室裏の配線、ハンダの劣化が原因です。
とりあえず電池室周りに細工をして
強制的に電源を供給してみるととりぜずシャッタの動作はできますが
こちらも露出計は振り切ったままになってしまいます。
それよりも巻上の感触がかなりガリガリしていて
XEらしい巻上の滑らかさのかけらも感じられません。
どちらもそれなりに手のかかりそうな修理になりそうです。

ただ、不幸中の幸いは
XEのトラブルの中で最も困る「プリズム腐食」が
ファインダーえを見ている限りではほぼ見当たらないということです。
10台XEを見かけると
8台以上は腐食してるイメージなのでこれは貴重です。
ただ安心できないのが整備のためにプリズムは
降ろさざるを得ないのですが
加水分解したモルトが張り付いたままになっていて
プリズムを降ろすときに蒸着が剥がれてしまうこともあるのです。
何にしても慎重に分解整備を行いたいと思います。

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ミノルタSR-Tスーパーのカメラ修理

今日から8月ですね!
夏真っ盛りと言いたいところですが
関東はまだ梅雨明けしませんねぇ
今日も日差し出ているしそろそろかな。。。
8月1日はたくさんの記念日が制定されています。
「水の日」、「島の日」、「肺の日」、「花火の日」
「麻雀の日」、「宮島水族館の日」、「はっぴの日」
「カフェオレの日」。。。等々など。。。
そんな中に「パインの日」というのがありました。
ここでいう「パイン」は
もちろん「パイナップル」のことですが
真夏に冷やしたパイナップルはめちゃくちゃ合いますよね!
めちゃ甘くて美味しいですし。。。
この季節は果物といえば「桃」に目が行きがちですが
年中カットフルーツとしてスーパーで手軽に手に入る
パイナップルは本当に重宝します。
ちなみに「パイナップル」は
見た目が「pine(松かさ)」で
味がリンゴ「apple」のように甘いということで
「pineapple」と呼ばれるようになったのだそうです。(諸説あり)
ん?ということは「パインの日」じゃ
松かさ。。。「松ぼっくりの日」になっちゃうのでは???
ちなみに「パイナップルの日」も8月17日に制定されています。

さてさて

本日は「ミノルタSR-Tスーパー」のカメラ修理を行っています。
大ヒット&ロングセラーとなった「SR-T101」の
マイナーチェンジモデルとも言えますが
SR-Tスーパー発売後もSR-T101は併売されていて
それぞれ次期モデルであるSR505&SR101が
発売されるまで生産されました。
基本的な構造やスペックは101もスーパーもほぼ共通ですが
スーパーは絞り値がファインダー内で確認できるようになりました。
(レンズの絞り値刻印をファインダー内に映す直読式)
絞り値を映すためのミラーの配置等の関係もあり
ペンタ部のデザインは101とスーパーでは結構異なりなす。
加えてスクリーンが101はマイクロプリズムですが
スーパーはスプリット/マイクロプリズムとなりました。
アクセサリーシューは接点付きのホットシューとなりました。
基本的な構造が101同様ということで
スーパーも非常に丈夫なカメラで信頼性は高いです。

お預かりしているSR-Tスーパーは
SRーT系としてはめずらしくシャッターが正常に動きません。
先幕・後幕ともに最後までキレイに走り切れないようで
頻繁にミラーアップしたままになってしまいます。
それだけではなく後幕が半開きで止まってしまったり
場合によっては後幕が全く出てこない状態になってしまいます。
これが単純に幕軸の汚れで動きが悪いだけではなく
後幕の蹴りだし部の動作不良もあると思われます。
露出計は何とか動くのは動きますが
非常に不安定でファインダー内で指針が踊っているよな状態です。
(もちろんファインダー内の明るさは一定の状況で)
SW類の接触不良とSR-T系に多いハンダ不良かと思われます。

SR-T系のカメラの修理の時には
いつも書いている気がしますが
ファインダー内SS表示や露出計連動に
いわゆる「連動糸」が使われています。
特にファインダ内SS表示の連動糸は
一番テンションがかかっていない状態にしておかないと
分解時にSSダイヤルを外した瞬間に糸が切れてしまいます。
逆に正しい手順を踏めばまず切れることはありません。
今はさすがに慣れましたしなんてことはないですが
最初にSR-Tの分解をした時には
この連動糸の処理に苦労したなぁ。。。と昔を思い出します(笑)
また話がそれました。。。(汗)
肝心の修理のほうはとにかく駆動する部分が全て
固着あるいは粘りといった状況です。
まずは徹底的に古い油や汚れを洗い流してから
必要最小限の注油を行います。
駆動部に酷い錆等はないのでそれで動きは改善されると思います。
SS等の精度は最終的に幕テンションで調整していきます。

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ニコンFEのカメラ修理

今日は「こだまの日」なのだそうです。
ここでいう「こだま」は
山でヤッホーというと返ってくるこだまとか
「こだまでしょうか」のこだまではなく
電車の「こだま」です。
鉄道のこだまというと新幹線を想像される方が
圧倒的に多いと思われますが
ここでいう「こだま」は新幹線登場前に
「ビジネス特急」として大活躍だった
「特急こだま」のことです。
私も国鉄時代の電車は子供の頃、好きだったので
151系電車の「こだま号」はもちろん知っていました。
(でも既にその頃「こだま」は新幹線に代わっていましたが)
151系や181系のボンネット型特急電車って
すごく当時憧れましたねぇ。。。。
実際に見に行くことはなかったのですが
図鑑の写真や萌希のカタログを見ては
「カッコいいなぁ。。。」いつも思っていました。
このタイプのボンネット型電車は
いろいろとモデルチェンジもされながら
2011年まで走っていたのですね
今となっては一度くらい間近で見ておけばよかった。。。(苦笑)
話がそれましたね。
なぜ今日が「こだまの日」かというと
いわゆる狭軌起動(日本でいう在来線)で
1959(昭和34)年に世界最高速の
時速163kmを記録した日なのだそうです。
当時としては非常に速かったこだま号ですが
当時の東京-大阪間は6時間50分
これでも画期的に速く、ちょっとせわしないですが
東京ー大阪間で日帰り出張ができるようになったのだそうです。
ちなみにそれからほぼ60年経った現在は
新幹線のぞみで東京ー新大阪間、最速で約2時間半です。
やはり随分早くなったのですねぇ。。。

さてさて

本日は「ニコンFE」のカメラ修理を行っています。
1978年にそれまでのニコマートEL系
(最終モデルはニコンEL2)の後継機としてデビューしました。
OM-1や後のニコンEM系ほどコンパクトではありませんが
それまでのニコマートと比べれば随分コンパクトになり
取り回しは段違いの良くなりました。
兄弟機的なポジションになる
機械制御シャッターの「FMシリーズ」のほうが
正直なところ人気があり
それに比べるとFEの人気はイマイチかもしれません。
しかしながら確かに電子部品のトラブルの心配は
少しあるとはいえ正直なところFEのトラブルで
電子部品が原因で修理不可能なことはあまりありません。
反対にFM系のLED露出計のほうが
修理不可能になることが多いかもしれません。
(FEは追針式)
個人的にも非常に良いカメラだと思います。
たまにお客様にメーカーにこだわりなく
フィルムの一眼レフ機を始めたいのだけど
それがいいのか?という質問を受けることがありますが
好みや使い方によっていろいろな考え方があり
一概には言えませんはFEをお勧めすることも多いです。
やはりファインダー内情報がアナログながら優れていて
慣れないうちは絞り優先AEで露出だけでも楽することだでき
一通り何でもできるカメラだいうところがお勧めの理由です
比較的、中古で手に入れやすいというのもありますね。

お預かりしているFEは頻繁にミラーアップしたまま
固着してしまいます。
その状態になってもM90やBにするとシャッターが切れて復帰し
巻上直すとその後しばらくは普通に電子制御しゃったーでも動作します。
でもまた忘れた頃に突然ミラーアップしてしまう感じです。
ここでいうミラーアップは
横走りシャッター機でよくあるシャッターが切れた後に
ミラーが下りてこないパターンではなく
ミラーアップだけしてシャッターは動作しないというパターンです。
わかりやすく言えば電池を入れていないときと同様の動きです。
それなら電源周りが原因では?とやはり考えますが
今回は電源は安定して供給されているようです。
少なくとも露出計やバッテリーチェッカーは常に正しく動作しています。
マグネットへの電源供給がうまくいっていないか
物理的に吸着がおかしいのか。。。
あるいはSW類の接点が汚れているのではないかと思われます。
電気的な原因の可能性はありますが
基盤そのものの問題ではないと思われます。

ピンポイントで「ここだ!」いう原因は
突き止められてはいないのですが
考えられる原因を一つずつ潰していった結果
現在、仮組でテスト中ですが症状は出ないようです。
こういうのはテストしている間はOKでも
少し時間置いて再テストしてみると再発する場合もあるので
少し時間をかけてテストを行います。
分解時にシャッター羽根清掃等一通りの整備も行っているので
高速シャッターも非常に安定して動作するようになりました。
少し様子見をしながら細かいところまで詰めていこうと思います。

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ヤシカエレクトロ35CCNのカメラ修理

今日は7月29日ということで
「七福神の日」なのだそうです。
で、そこから派生して「福神漬けの日」でもあるのですね。
福神漬けという名前は7種類の野菜を
使用していることから七福神に由来するのだそうです。
基本的に漬物類はお米に合うことから非常に好きなのですが
(おかずが広島菜漬けや
野沢菜漬けだけであっても全く問題なし)
あまり酸味のきいたものは子供の頃は少し苦手でした。
そのため福神漬けもあまり好きではなかったのですが
大人になってからはカレーハウスとかで
大量につけるようになってしまいました’(笑)
大人になってから食べられるようになったものは
本当にたくさんありますね。
魚だって根菜の煮物だってシイタケだって
私の家ではばあさんが食事を作るので
頻繁に出てきますがやはりちょっと苦手だったのです
それがいつのまにやらどれも大好物です。
食事はお酒の肴と考えるようになってから
美味しいと思うものの幅が一気に広がったような気がします。
もちろん個人的な話で誰もがそうではないと思いますが。。。(笑)
福神漬けは単体で日本酒のお供としてもなかなかですが
やはりカレーライスですよねぇ。。。
今どきのカレーでももちろん良いのですが
妙に深いカレー皿にたっぷりのご飯とカレー、銀のスプーン
そして「真っ赤な」福神漬け。。。いいですよねぇ
真っ赤なのは最近あまり見ませんが。。。。
ちなみにじいさんがそうしていたので
私も子供の頃はカレーにソースかけてました(笑)

さてさて

本日は「ヤシカエレクトロ35CCN」のカメラ修理を行っています。
CCNは少々久しぶりですが。。。
「エレクトロ35」と大まかに括ると
きちんと数えていませんが
私のところはエレクトロの修理、非常に多いですよね。
無印・GT・GSが多いですが
毎月数台行っているような気がします。
完全な電子制御機ですし
積極的に修理・整備を行っているお店が少ないこともあるかもしれません。
基本的に絞り優先AE専用機なので
完全マニュアル機ほど簡単に撮影の幅は広げられませんが
逆に気軽にガンガン撮るには最適なカメラです。
エレクトロに搭載されているヤシノンレンズは
非常に写りの評価も高いのでそこを楽しむのもまた良いですよね。
CC及びCCNはエレクトロ35シリーズ中、
唯一の35mm広角レンズ搭載のモデルです。
それもF1.8の大口径です。
絞りの形状が変わっていることもありますが
積極的にボケを楽しむレンズではなく
光量の少ない場面でSSを少しでも稼ぐための大口径です。
これはCC(N)に限らずエレクトロ35シリーズ全般は
そういう考え方なのだと思います。
1970年に「CC」が発売され
1973年にマイナーチェンジ版の「CCN」が発売されました。
スペック的には大きな現行はありません。
CC&CCNに搭載されるコパルシャッターは他のエレクトロと異なり
最高速は1/250です、絞り羽根の2枚羽の独特なものです。
いわゆる後期のエレクトロに分類されるモデルなので
サイズもコンパクトでスナップ機としても
非常に良いカメラだと思います。

お預かりのCCNは電源供給が安定しないようで
バッテリーチェックランプも点いてみたり
点かなかったりという状態です。
当然シャッターを切ってみてもオートが効かないことがほとんどで
(電源が入たないと一定のSSで切れてしまいます)
たまに制御されて切れるといった感じです。
電池室内は一見キレイなのですが
分解してみるとマイナス側端子裏のハンダ付けが劣化していて
もはや断線寸前でした。これでは安定して電源供給できません。
電源が供給されてからやっと確認できたのですが
オート制御自体は動作しているのですが
やたらと不安定です。シャッターを切るたびに
露出量が2段近くずれることがあります。
各接点の清掃でおそらく安定するものと思われます。

ちなみにCC(N)の外装色はブラックのみです。
もちろん非常にカッコ良いのですが
エレクトロ35シリーズならではのギラギラした
シルバーもあってほしかったかな。。。とも思います。
それにしてもこの時代で35mmF1.8のレンズはすごいですね。
現在の基準で行っても大口径な明るいレンズです。
いつかは個人的に持って
いろいろ撮ってみたいカメラのひとつです。
(そういうのが多すぎてなかなか手にいられませんが(’笑))

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