今日は2月9日ですが
語呂にちなんだ記念日がたくさん設定されている日ですね。
ふく(河豚)の日、福の日、服の日、
風の日(吹く)、肉の日。。。。。
この中で。。。何と言っても「肉の日」ですかね!
あぁ。。。上等なロース肉とハラミをたらふく食べたいです(笑)
もちろんビールと一緒に。。。
さてさて
本日は「ニコマートFTNのカメラ修理を行っています。
先日もニコマートFTNの修理をご紹介し
「非常に壊れにくい堅牢なカメラ」と書いた気がするのですが
今回、お預かりのカメラはなかなか大変そうです。
まず外観は。。。
非常にキレイな個体です。アタリはもちろん
小さなキズやスレもほとんどございません。
ただし中身はなかなかすごいことになっています。
シャッターがまず切れないのですが
シャッター羽根の一部まで錆びてしまっているようです。
電池室を中心にかなりの量の緑青が見られ
カメラの下半分のあちこちが錆びて固着してしまっています。
露出計はもちろん動きません。
ファインダー内のSS表示板もたまに動かなくなります。
ここは連動糸なので無理に動かすと糸が切れてしまいますので
少しだけ確認したらあとはそっとしておきます。
セルフタイマーも完全に固着してビクとも動きません。
ファインダー内はモルト屑等々は見えるものの
コンデンサレンズ等にカビは見られません。
現状から考えるとボディ下半分が
水(海水?)に浸かったのではないかという感じです。
これはなかなか苦労しそうです。
最悪の場合、シャッターユニット載せ換えも検討します。
まずはシャッターユニット全貌が確認できるところまで
分解し、現状を確認しながら修理方法を考えます。
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