お休みをいただいていたので
今日が5月最初のブログとなりました。
5月2~3日は標高が2017m(今年が標高年)の
雲取山に登ってまいりました。
トレーニング不足の身体には結構ハードでしたが
ヒサビサに山を楽しめました。
それにしても人が多かったです(笑)
さてさて
本日は「リコーXR500」のカメラ修理を行っています。
XR500は1978年に発売されましたが
50mmF2のレンズが付いて「39800円」と非常に戦略的な
価格で登場しました。
機械制御シャッター(1/500~1/8、B)を搭載し
シンプルな操作系で現在でもなかなか人気の高いカメラです。
必要最小限のスペックではありますが
昼間のスナップとかであればこれで十分なんですよね。
気軽に撮り歩くにはもってこいのカメラだと思います。
お預かりしているXR500はまず露出計が全く動きません。
シンプルな指針式の露出計なので
露出計そのものが壊れている可能性は低いと思います。
電池室から露出計までの経路のどこかで
断線か接触不良があるものと思われます。
基板はいわゆるフレキですが
露出計に関するもののみでしかもLED式ではなく
指針式なので比較的シンプルです。
露出計不動の原因はどうやら巻上レバー部の
ON/OFFスイッチ部の接触不良のようです。
これから分解をさらに進めて
シャッターユニットの点検整備から取り掛かります。
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