今日は「コナモンの日」だそうですよ。
「コナモン」って何のことかと思ったら「粉モノ」のことなんですね。
たこ焼きとかお好み焼きとか。。。
ところで、お好み焼きは関西風もいいけど
やはり広島風が好きですねぇ。。。今でもたまに無性に食べたくなります。
私が子供の頃はそこらへん中に小さなお好み焼き屋さんが
たくさんありました。お店で食べてもいいけど
持ち帰りにして外で食べるのもまたいいんですよねぇ~
すっかり暖かくなったし、外でビールと一緒にお好み焼き。。。いいなぁ(笑)
さてさて
本日は「ペンタックスMX」のカメラ修理を行っています。
ペンタックスMシリーズ中、
唯一の布幕横走り機械制御シャッター機であり
今でも非常に人気の高いカメラですね。
前モデルのKシリーズ比べると随分コンパクトになり
ギュッと凝縮感のあるデザインも人気の理由かと思います。
1976年の発売開始です。
MXは修理依頼件数の多いカメラでもありますが
トラブルの内容はある程度パターン化されていています。
まずは高速シャッターの不良です。
他のカメラでもよくある症状ですが
MXは特に多いように思われます。
先幕と後幕のスピードが全く違ってしまっているがために
走り始めは開いているのに走り終わる前に
後幕が先幕に追いついてしまい閉じてしまう状態になります。
1/1000のみが開かない、1/250くらいから1/1000まで
どのSSでも開かない。。。といったものも見受けられます。
次はミラーアップしたままになってしまうと症状です。
常にミラーアップしてしまうものは少ないかと思いますが
たまにミラーアップしてしまう、
あるいはスローシャッターを使うとミラーアップしてしまう、
という症状が多いかと思われます。
結局、どちらもシャッター幕軸、ミラー駆動部が
油切れ等の理由で動きが悪くなってしまうことが原因です。
他、あまり見かけることは少ないですが
LED式の露出計のため、露出計トラブルが発生しているものは
修理不能のこともございます。
お預かりしているMXはシルバーボディでなかなかキレイな個体です。
今回もお預かり時に簡単にチェックを行ったときに
見事に1/250~1/1000まで全くシャッターが開かない状況でした。
先幕の動きが悪く、後幕に追いつかれてしまう状態です。
現在、一通りの点検整備を済ませた状態ですが
少し時間をおいて様子を見ている状態です。
幕軸の清掃を行い、古い油や汚れを落とした上で
新しい油を注油するのですが
整備直後はなかなかシャッタースピードが安定しません。
何日かおいて新しい油が馴染んでから
最終調整を行います。
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