今日は「焼き鳥の日」だそうですよ!
やっぱり焼き鳥は美味しいですよねぇ~
皮、ねぎま、もも、なんこつ、ぼんじり、レバー、手羽先。。。。
どこをとっても美味しいですよね!
なんだかんだで1ヶ月に1度は焼き鳥屋さんで
思う存分食べている気がしますが
また食べたくなってきました。
最初はビールで落ち着いたら日本酒が合いますねぇ~
さてさて
本日は「リコーオートハーフE」のカメラ修理を行っています。
オリンパスペンシリーズと並んで
ハーフ判の定番ともいえるカメラだと思います。
セレン光電池による露出計を利用し
露出はオートのみ、ピントも固定焦点
極めつけはぜんまい仕掛けによる自動巻上で
撮影者が行うのは構図を決めてシャッターを押すだけ
きわめて合理的な自動化が実現しています。
初代オートハーフのデビューは1962年
今回、お預かりしているオートハーフEは
1966年に発売が開始されました。
オートハーフシリーズ最大のウィークポイントは
やはりセレン光電池の劣化でしょうか。。。
ペンに比べても劣化で起電しないものが多いと思われます。
今回、お預かりしたオートハーフも
ほとんど起電しない状態です。
起電するセレンのストックが少しばかりありますので
交換で対応します。
オートハーフは裏蓋の遮光の大部分をモルトに頼っています。
そのため裏蓋にはかなりの面積に
モルトが貼られています。今回の個体はモルトが一度剥がされ
別の材質のものが最低限の部分にだけ貼られていますが
もちろん今回の修理で元々のモルトに貼りなおします。
他、シャッター羽根、絞り羽根は他のレンズシャッター機に比べても
小さい力で動作していて
ほんの少しの油分や汚れで簡単に固着します。
現在、動作していてもこの部分の定期的な整備は不可欠です。
オートハーフは「ハーフ判のレンズシャッター機」の割には
なかなか凝った造りをしています。
シャッターユニット整備、レンズ清掃、ファインダー清掃
露出計・オート調整等々の各部点検整備一式に加え
巻上ノブには破損跡及びとりあえずの補修跡がございますので
ここも本来の姿に戻します。
※8月11日~8月16日は勝手ながら
夏季休暇とさせていただきます。
ご迷惑おかけいたしますがご容赦くださいませ
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