今日で8月も終わりですね。。。
今月も「あっ」という間でした。
8月31日ということで今日は「野菜(8・31)の日」だそうです。
もっと野菜を摂らなくちゃいけないんですよねぇ
一人暮らしだとどうも食生活が偏り気味で
慢性的な野菜不足に陥りがちです。
もう少し涼しくなったら野菜鍋を頻繁に食べよう!
それに合わせる日本酒が楽しみだ(笑)
さてさて
本日は「オリンパスペンS」のカメラ修理を行っています。
初代ペンの高級バージョンとして発売されたモデルですね。
今回、お預かりしている「ペンS」は
台数が少ないといわれる2.8cmF3.5を搭載したモデルです。
ペンSのデビューは1960年ですが
発売当初は3cmF2.8が装着されていました。
その5年後となる1965年に今回の2.8cmF3.5が追加されたようです。
どちらにしてもペンシリーズの中でも根強い人気のあるペンS
シャッターが5速で露出計もなくマニュアルで
自分の好きなように撮れるところがやはりいいですよね。
今回のペンSもシャッターがまず切れません。
まだ分解していないので何ともいえませんが
やはり一番可能性の高いのは
シャッター羽根の固着だと思われます。
フォーカルプレーンシャッターが
幕軸の強いバネ力で幕を引っ張りあげることに比べると
レンズシャッター機のそれは
非常に弱い力で薄くて軽い羽根を開閉しているわけですから
ほんの少しの油やゴミで簡単に固着します。
そんな華奢な部分もありますが
レンズシャッターは本来、非常にコンパクトに作ることができ
動作も非常に安定した優れたシャッターです。
時計仕掛けのようなシャッターユニットの中で
シャッター羽根駆動部やスローガバナーが
動く様子を見ていると未だにワクワクします(笑)
フルマニュアルで操作でき、もちろん電池不要
レトロなルックスにポケットに入る小ささ
それでいて安っぽさはなく適度な重量感
極めつけに写りも良い!ということですから
人気がでないわけがあえりませんね。
常に持って歩きたい1台ですよね。
現状チェックも終わりましたので
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
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