ペンタックスMEのカメラ修理

今日は「図書館記念日」だそうですよ。
大人になってからも数年前までは
結構、頻繁に図書館に行っては
本を借りてきていたのですが。。。
最近はめっきりご無沙汰になってしまいました。
たまにはゆっくり本でも読みながら
1日過ごしたいですねぇ~
マンガのほうがいいかな。。。(笑)

さてさて

本日は「ペンタックスME」のカメラ修理を行っています。
このカメラもブログ登場回数の多いカメラですね。
コンパクトな絞り優先AE専用機です。
1976年発売開始です。
このカメラがいわゆる「アサヒペンタックス」としての
最後のモデルになるのですね。
ペンタ上の「AOCO」マークもMEが最後となりました。

電子制御シャッター機とはいえ
比較的、電気関係のトラブルは少ないカメラです。
しかしながら、今回、お預かりしているMEは
オート時のシャッターが非常に不安定です。
露出計の表示は悪くないのですが
例えばファインダー表示が125と出ている場合で
普通に125で切れたと思えば
5秒以上開きっぱなしになることもあります。
よく見るとたまにSS表示のLEDが
細かくちらついていることがあり
この状態でシャッターを切るとおかしな動作になるようです。
電源供給に問題があるのか
どこかの接点に不良があるのではないかと思われます。
おそらく基板自体は大丈夫ではないかと予想します。

現状チェックを終えて
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
精悍なブラック塗装がカッコ良いですね。
全体的にも非常にキレイな個体です。
組み合わされているレンズは28-50mmF3.5~4.5です。
今回、レンズのほうは特に問題なさそうです。
広角~標準にかけてのズームというのも
なかなか通好みでいいですね!

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