今日は「カレーうどんの日」だそうですよ。
カレーうどん。。。言われてみれば随分長いこと
食べてないような気がします。
そういえば20代前半の頃に
広島・呉で展開しているうどんチェーン店
「ちから」のカレーうどんがやたら美味しくて
頻繁に食べていました。
今度、呉に帰ったときにヒサビサに食べてみるかな。。。
あ、でも「一心」の細うどんは必ず食べないといけないし。。。
今度、帰ったときにはうどん三昧になるかも。。。(汗)
まぁ、こっちでうどん食べることはまずないので
そのときくらいいいか。。。(笑)
さてさて
本日は「フジカ35-EE」のカメラ修理を行います。
「富士フイルムのカメラ」ということで
フィルムカメラ時代は「フジカ」のブランド名が使われていました。
現代のデジタルも「フジカ」でも良いと思いますが
今更戻れないですよね。。。
ライカ判(135フィルム・35mm判)でフジカ初のカメラは
レンズ固定式レンズシャッター機の「フジカ35M」が最初ですが
今回の「35-EE」はその流れを汲んだカメラです。
底面にある巻上レバー、上カバー横に配置された
巻戻しクランク、上カバー背面のギアを回すピント調整等々
当時の常識を打ち破った操作系は
「35M」同様に「35-EE」にも受け継がれています。
「35-EE」はさらにセレン式の露出計を装備して
それを利用したシャッタスピード優先EEを搭載します。
もちろんマニュアル撮影でも撮影可能です。
レンズシャッター機ですが1/1000のシャッタースピードがあることも
大きな特徴といってよいと思います。
セレン光電池を利用したシャッタースピード優先オート機ということで
セレンが劣化しているとどうにもならない可能性もあるのですが
今回はセレンは元気良く起電しているようです。
レリーズボタンを押すとシャッターは軽快なシャッター音と共に切れますが
たまに開いていない場合があるようです。
それよりも問題なのは絞り羽根が最小絞りで固着したまま
オートでもマニュアルでも全く動きません。
さらにシャッタースピードリングは1/30以下に回りません。
絞り羽根やスローガバナ、色んなところが固着しているものと思われます。
それでも1961年発売のカメラでかなり長い間
使われれずに仕舞いこまれたカメラだということを考えると
状態は悪くないと思います。
さすがにあちこち固着があってこのままでは全く使えませんが
きちんと整備すれば快適に使える状態になると思われます。
フジカのカメラというとある程度の時期移以降のものは
多少華奢な部分が多かったりするイメージなのですが
この時代の35シリーズはしっかりコストのかかった
頑丈な作りをしています。
レンジファインダーもプリズムを使用した高級なものです。
無骨なデザインはちょっと好みが別れるところかもしれませんが
非常に良いカメラだと思います。
まだ現状チェックを行っただけの状態です。
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
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