今日は「即席ラーメン記念日」だそうですよ
1958(昭和33)年のこの日に
世界初の即席ラーメンである「チキンラーメン」が
日清食品株式会社より発売されたことに由来した記念日です。
いわゆる「袋ラーメン」ですねぇ
子供の頃からよく食べてるし好きですねぇ
「チキンラーメン」はあまり食べることがありませんが
私にとって袋ラーメンと言えば
「チキンラーメン」に次いで2番目の長い歴史を持つ
イトメンの「チャンポンめん」です!
これがあっさり優しい味で本当に美味しいのですよ~
でもこれ販売されている地域がかなり限定されていて
関東ではまず店頭では見かけることはありません。
私の生まれ育った広島では
今でもスーパーで普通に定番商品です。
チャンポンという名が付いていますが
味はあの有名な長崎ちゃんぽんとは全く異なります。
スープ袋とは別に乾燥エビとシイタケの袋が入っていて
これがまた良い味を出しているのです。
実家にいた頃に夜中にお腹すいたら
これと夕食で余った冷ご飯を組み合わせて食べるのが絶品で
今でも無性に食べたくなって
わざわざ水分の飛んだ冷ご飯を用意して
ネット通販で取り寄せた「チャンポンめん」を食べるのです。
正直言って濃い味が好きな方だと好みではないでしょうし
東日本ではウケないだろうなぁ…と個人的にも思う味わいですが
ハマる人にはハマるはずです
まぁ実際、西日本では50年を超えるロングセラーの定番商品です。
ご興味ある方はぜひ一度お取り寄せしてみてくださいませ。
さてさて
本日は「コニカEEマチック」のカメラ修理を行っています。
1963年発売のプログラム露出専用機です。
セレン光電池を使った露出計とセイコーシャLシャッターを連動させ
完全自動露出としたカメラです。
搭載されるレンズはヘキサノン40mmF2.8です。
あの「じゃーに~コニカ」C35の前身ともいえるモデルです。
まだ60年代前半ですから
C35のようにコンパクトなボディではないですが
考え方や方向性は既にC35に通ずるものがあると思います。
ただし、セレン光電池ですから
電池室腐食の心配はないのですが
セレンの劣化がネックになることは間違いありません
お預かりしているEEマチックも
露出計はおそらく内部で動いていて
ファインダー内の警告は明るさによって
赤になってシャッターロックがかかったり
明るさが十分あればオート制御も行われて
シャッターも切れるのですが
セレンの起電がもう鈍いのか接触不良なのか
オートが安定しない上に3段近くオーバーな露出となってしまいます。
3段オーバーだとさすがにネガだとしても
かなり白っぽくなってしまうので
何とかネガで普通に撮れるレベルには調整していきたいと思います。
露出自動制御のプログラムAEなのに
しっかり距離計は装備されていて
ピントは固定焦点とかではなくきっちり自分で合わせるタイプです。
そこもC35と同様ですね。
ファインダーもずいぶん汚れて曇っていて
二重像も見えづらくなっているので
これもできる限りクリアに仕上げたいと思います。
まだ現状を確認しただけの状態です。
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
60年代のカメラらしい端正な佇まいがいいですよね。
C35とはまた違った魅力を持つ1台です。
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