ペンタックスS2スーパーのカメラ修理

今日は「たまご料理の日」だそうですよ。
玉子って日々の食卓に欠かせないですよねぇ~
目玉焼き、玉子焼き、ゆで卵、オムレツ、オムライス、
親子丼、茶わん蒸し・・・
料理じゃないかもしれないけど、たまごかけご飯!
ざっと思い浮かぶだけでもこんなに出てきます。
それもどれも間違いなく美味しいモノばかり!
そういえばたまご料理からは少し離れますが
生卵を日常的に食べるのは日本くらいだそうです。
海外では食中毒のリスクを恐れて生食することは少ないのだそうです。
サルモネラ菌ですね…
日本は海外と比べ、賞味期限や品質管理が徹底されており
菌の付いていない状態で出荷されています。
日本独自の衛生管理は世界一」ともいわれているのだそうです。
当たり前にたまごかけご飯やすき焼きや牛丼で
生卵を食べていますが
それも当たり前ではないのですね
鶏卵だけではないですが
普通になんでも食べられる環境と社会に本当に感謝ですね。

さてさて

本日は「ペンタックスS2スーパー」のカメラ修理を行っています。
このカメラ、ボディには「S2」の刻印のみなのですが
本来の「S2」は1959年発売で「AP」の普及機という位置づけです。
ペンタックス機で初めて「一軸不回転式シャッターダイヤル」が
採用されたカメラです。
でも今回の「S2」はSS最高速も1/1000まであり
フィルムカウンターも自動復元です。
これはボディ刻印こそ「S2」ですが
中身的には後に出たS3の後継機「SV」から
セルフタイマーを省略した「S2スーパー」です。
資料を調べると1962年発売のカメラとのことです。
いずれにせよAPからSVまでのM42マウント機は
まずはシャッター幕の状態が心配されます。
そして今回の「S2スーパー」もやはり
幕はガチガチに硬化しており強烈に巻きグセもついてしまっています。
穴や破れはないものの既に幕を引っ張るリボンは
切れてしまっておりシャッターは動作できない状態です。
シャッター幕はリボンを含め全て交換で貼り直しで対処いたします。

画像は一通り修理・整備が完了した状態です。
下に写っているのは元々のシャッター幕です。
手触りを新旧で比べれ見れば初めて見る方でも一目瞭然で
「あ、これはダメだ」とわかっていただけるほど
劣化しています。
「SV」以前のカメラは経過年数から考えても
全く未整備のものはほぼ間違いなく
幕交換が前提となります。
50年代のバルナックタイプのカメラと同様です。
でも幕交換を施し、調整・整備を行えば
見違えるように快適に動作するようになります。
今回の「S2スーパー」もシャッターの精度はもちろんのこと
巻上も非常に軽くスムーズで使い心地も文句ない状態だと思います。
これから最終チェックを行いもんだいなければ完成となります。
ご依頼者様には生まれ変わったこのS2スーパーで
存分に撮影を楽しんでいただければと思います。

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