キヤノンデミSのカメラ修理

今日は「きのこの日」だそうですよ。
秋から冬にかけては色々なきのこが美味しい季節ですよね。
この季節になるとマツタケの話題が多いとは思いますが
昔から「香りマツタケ味シメジ」って言いますよね。
ここ数年、スーパーでも稀に売っているのを見かけますが
「ホンシメジ」は本当に美味しいですよねぇ~

さてさて

本日は「キヤノンデミS」のカメラ修理を行っています。
ハーフ判カメラとしては「オリンパスペンシリーズ」に次いで
有名な「キヤノン・デミシリーズ」ですが
モデル名の「デミ」は英語やフランス語で使われる接頭辞で
「半分」の意味だそうです。

今回は最初のデミが発売されて1年半後に追加となったデミSですが
デミSは30mmF1.7の非常に明るいレンズを搭載します。
露出はデミ同様に露出計を見ながら指針を合わせる方法ですが
普通にマニュアル露出で絞りも設定できるようになりました。
ただし、ピントは変わらず目測式なので特に絞りを開いたときには
ピントには注意が必要です。

今回、お預かりした「デミS」は
まず露出計の針が全く振れません。。。
おそらくセレン光電池がもうダメだと思われます。
今回はうまく代わりの中古セレンが見つかったので
交換で対応します。
他、裏蓋内一面に貼ってあるモルトは劣化で用を成してなく
ファインダーにクモリ、レンズにはカビ
絞り羽根は固着気味。。。と全体に点検整備が必要な状況です。

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通常のデミと違って前カバーは上下分割になっています。
これからさらに分解を進めて各部点検整備を行っていきます。

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