ニコンEL2のカメラ修理

今日は「七転八起の日」だそうですよ。
7/8、「七(7)転八(8)起」の数字にちなんでですね。
「七転八起」(しちてんはっき)とは
7回転んで8回立ち上がるという意味から
倒れても倒れても起き上がることで
何回失敗してもくじけず
立ち直ってどこまでもやり抜くことと言われています。
一般に「七転び八起き」(ななころびやおき)と使われることが多いですね。
「七」「八」は、回数が多いことを表しています。
同じような意味の言葉は他にもありますが
いつも思うのが
ただ理由もわからず転んでとりあえず立ち上がるだけでは
また同じことの繰り返しになり
ただの無駄になってしまうなぁ…なんて考えてしまいます。
「これをこう試してみればこうなる可能性がある」とちゃんと仮定して
トライして、それで失敗して、どうして失敗したのかを
わかろうとすればそれは糧になりそうですが
ただとりあえずやってみて失敗した、あきらめずにまたやってみる…では
無駄が多すぎる気がします。
…とか偉そうなこと言っていますが
無駄な失敗も多いので自戒しているだけなんですけどね(苦笑)

さてさて

本日は「ニコンEL2」のカメラ修理を行っています。
1977年発売のカメラです。
モデル名は「ニコンEL2」ですが
「ニコマートELW」をAi対応したカメラで
このモデルまでが「ニコマートELシリーズ」と分類されます。
翌1978年には次世代後継機の「ニコンFE」が登場しており
「EL2」と「FE」は同時期に開発されたこともあり
内部構造、特にAi連動部や電子制御関連はかなり似通っています。
とはいえ、基本的な機械的構造は
やはり「ニコマートEL」です。
見比べてみるとEL系からFEへ進化する過程も見えてきて
これもなかなか興味深いです。
機能的には前述したとおりこれまでの「EL系」を
Aiレンズ対応したものです。
使いやすい露出計表示等は引き継がれ
さらにAiレンズ対応で使い勝手がよくなったカメラです。

お預かりしている「EL2」は非常に外観もキレイで
保管状況も良好だったものと思われます。
電池入れるとバッテリーチェックも明るく点灯し
露出計も元気に作動しています。
ただ…肝心のシャッターがダメでマニュアルで
どこに設定しても絞り優先オートにしても
メカニカル1/90で動作してしまいます。
全く電子シャッターが動作していない状態です。
「FE系」だとSSダイヤルをM90あるいは「B」にセットした時だけ
メカニカル1/90またはBで切れ、電池が入っていないと
シャッターが動作しませんが
ニコマートEl系は電池が入っていないとすべてのシャッターが
メカニカル1/90で切れてしまいます。
今回の「EL2」は電池を入れて通電もしているのに
シャッターが全く通電していないような状態です。
シャッターユニットに通電していないのか
電子回路上で何か問題が起きているのか
慎重に調べていく必要がありそうです。

以前のニコマートEL系ならまだしも
EL2はフレキ採用にもなって回路は随分近代化されているので
酷い分解品とかでなければ回路内にトラブルは少ないと思われます。
おそらく何らかの原因で
シャッターユニットに通電していないものと思われます。
まだ取り掛かり始めですが
まずは慎重にトラブルシューティングを行っていきます。

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