日別アーカイブ: 2016年6月18日

キヤノンF-1のカメラ修理

今日は「おにぎりの日」だそうですよ。
。。。皆さんは「おにぎり」と呼びますか?それとも「おむすび」と呼びますか?
私は「おむすび」なんですよねぇ。。。
(ちなみに「おむすびの日」は1月17日)
この2つの呼び名の違い、諸説あるらしく
あまりはっきりと違いがわかってないようです。
ま、どちらにしても
熱々のごはんで作ったシンプルな塩むすびが一番好きかな(笑)
おなかすいてきました。。。

さてさて

今日は「キヤノンF-1」のカメラ修理を行っています。
言わずと知れたキヤノン初の本格的プロ用一眼レフですね。
1/2000の最高速を誇るメカニカルシャッターを搭載し
露出計を内蔵しながらもシンプルにまとめられたファインダー部
膨大に準備された交換レンズ+アクセサリー群
佇まいも旗艦モデルの貫禄充分です。

今回の個体はやはり長期間保管されていた個体で
油切れ・汚れによるものと思われる動作不良が各所に見られます。
シャッタースピードの狂い、露出計は不安定。。。等々。。。

そうはいっても機械式シャッターで露出計はシンプルな回路なので
部品交換なく各部点検調整で本来の状態に戻りそうです。

IMG_8081

今回の個体では見られなかったので、余談ですが
キヤノンF-1でよく見かけるトラブルに
「シャッター幕のバウンド」と呼ばれる症状があります。
要は幕が走りきった直後に
その反動で瞬間的に少し戻ってしまう状態です。
幕ブレーキに原因がある場合が多いのですが
写真の端のみが明るく写ってしまったり
逆に暗く写ってしまう場合があります。
これが出ていると結構な重修理になる場合もあります。

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