今日からいよいよ12月!
12月1日は「カイロの日」だそうですよ。
カイロといえば使い捨てカイロを連想される方が
多いとは思いますが
やはり昔ながらの「ハクキンカイロ」が最高だと思います。
暖かさも全く段違いに違います。
一度オイルを満タンにすれば24時間以上使えますし
寒い日はこれを腰辺りに入れておけば1日快適です。
。。。とはいえ。。。まだちょっと気温的に早いかな。。。
(通勤時間5分ですがまだ上着も着てません。。。(笑))
昨年のあまりのオイルもあるけど
今のうちにもう1本買っておかなくては。。。
さてさて
本日は「ミノルタX-700」のカメラ修理を行っています。
1981年に登場し、18年間もの間、発売され続けたモデルです。
αシリーズが発売されてからも
長年ミノルタのMF機のトップとして君臨したカメラです。
80年代の中級機なので
カバー類はプラスチックですし、コストが抑えられている部分も多いですが
ロングセラー機だけあってミノルタらしい使い心地のよさと
とにかくキレの良いファインダーが魅力のモデルです。
X-700は正直に言うと
電子基板関連のトラブルが出ると修理不能なことも多いカメラです。
今回、お預かりしているX-700は
一通り動作はしてますのでその心配はないようです。
ただしオート、露出計に少々のズレ
巻上に若干の油キレ、ミラー受部のモルト劣化、
それによるファインダー内へのゴミ等々
いくつか手を入れたほうがいい箇所があります。
ご依頼者様はこのX-700を最近、手に入れたということですが
一通りの整備を行った上で安心して使いたいとのことで
各部点検整備一式でお預かりいたしました。
まだ現状チェックを行っただけの状態です。
これから分解整備に取り掛かります。
私も個人的に1台、X-700を持っていて
今でもたまに使っていますが
適度にコンパクトでピント合わせの楽しい
非常に良いカメラだと思います。
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