今日は「鏡開き」ですね。
正月に神(年神)や仏に供えた鏡餅を
下げて食べる日とされています。
神仏に感謝し、また無病息災などを祈って、
汁粉や雑煮などで食べます。
武家では鏡餅を刃物で切ることは切腹を連想させるため
手や木槌で割る風習があったそうです。
また、「切る」「割る」という言葉は避けて
「開く」という言葉が使われています。
いわれてみればここ長らく雑煮とかで
普通の「お餅」を食べていないような気がします。
鏡餅とか飾らないですし…
一人暮らしだとそんなもんですよねぇ…(笑
コンビニやスーパーでついつい手に取ってしまう
「大福餅」は頻繁に食べていますが…(苦笑)
でもあまーい汁粉はこの季節食べたくなりますねぇ…
さてさて
本日は「ニコンFG-20」のカメラ修理を行っています。
1984年発売のカメラです。
当店で扱えるニコン機としては最後発のカメラです。
「FG」と同じく「EM」ベースのカメラです。
「FG」からプログラムAEとTTL調光が省略されています。
言い方変えれば「EM」にマニュアル露出が
追加されたカメラともいえます。
ファインダー内露出計も「指針式」となっています。
ただしマニュアル露出があるのに
設定SSは表示されない指針が1本のみの露出計なので
さすがにそのへんの使い勝手は「二針式」の「FE」には劣ります。
それでもカメラ任せのオートでしか撮れない「EM」よりは
露出をコントロールして意図的な撮影が可能です。
外観は巻上側の肩が斜めに切り落とされていて
デザイン上のアクセントにもなっています。
軽量コンパクトで取り回しが良く
マニュアル露出も可能となかなか良いカメラだと思います。
発売時のキャッチフレーズは「ライトニコン」です。
この時代の他の「EM系」と同じく1/90と「B」が
メカニカル駆動で電池を必要としないのは
この時代のニコンらしい非常に良い機能です。
お預かりしている「FG-20」は少々困ったトラブルを抱えています。
まず電源は入りますがオート時、マニュアル時の設定にかかわらず
シャッターが「B」以外、一定速でしか切れません。
そしてマニュアル時の露出計は不安定ながらも
ある程度の動作を見せてくれますが
オート時には明るさにかかわらず高速側に指針は振り切ってしまいます。
これはちょっと修理可能かどうか微妙です。
摺動抵抗やマグネット、接点の接触不良等であれば
修理可能ですが基盤内のトラブルであれば
修理は不可能な可能性が高くなります。
画像は取り掛かり始めのもので
実際の作業もまだ途中ですが
結論から言うとまぁなんとかなりそうです。
基盤内自体には問題はなさそうです。
やはり接点等の問題のようです。
まだ断言できる段階ではないですが
各接点や摺動抵抗等を全て入念にチェックして
清掃整備を行っていきます。
機械的駆動には大きな問題はなさそうですが
これも一通りの整備を並行して行っていきます。
やはりこの類の電子制御機は
何が原因がわかりにくいトラブルが多いですね。
「FE系」にしても「EM系」にしても
この時代のニコン機は整備性がよくて
基盤内のトラブルは少ないので
比較的なんとかなりますが…(苦笑)
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