日別アーカイブ: 2026年6月13日

リコーオートハーフSE2のカメラ修理

今日は「FMの日」だそうですよ。
アルファベットの「F」が6番目
「M」が13番目であることを由来とした
FMラジオの記念日だそうです。
中学生になったばかりの頃、
FMエアチェックにめちゃくちゃハマりました。
当時はまだ地方には貸しレコード屋さんもなくて
いろんな曲をカセットに録音して
好きな時に聴くにはエアチェックが手軽だったのですよね。
ちなみに当時は私の住む広島には「NHK-FM」しか
受信できる放送局がなく
(後に1982年12月に広島エフエムが放送開始)
エアチェックに適したフルコーラス流してくれる
番組を探すのに必死でした(笑
(18時からの「夕べのひととき」が貴重な存在でした)
そういえば最初に都内に移り住んだ時に(30代半ば)
受信できるFM放送の多さに驚愕しました(笑
いまやエアチェックなんてすることはありませんが
FM・AM含めてラジオ放送は楽しいですよね。
最近はあまりゆっくり聴く時間も取れませんが…

さてさて

本日は「リコーオートハーフSE2」のカメラ修理を行っています。
昨日は「SE」で今日は「SE2」、連続してオートハーフです。
今回、オートハーフが続いたのは偶然ですが
同じモデル…とまではいかなくても
同じ系統のカメラ修理が続くと効率は良いような気がします。
とりあえず資料を引っ張り出す回数が減りますね。
(今はあまり昔の資料を引っ張り出すことも少ないですが)
「オートハーフSE2」は1976年発売のカメラです。
同時発売された「E2」と並んで
この形のオートハーフとしては最終モデルとなります。
昨日紹介した「SE」にホットシューが追加されたカメラです。
他の機能はこれまでの形を引き続き
最大の特徴でもあるゼンマイによる自動巻上、
セレン光電池連動によるオート露出
ピントは固定焦点でピント合わせ不要…と
誰でも簡単にシャッターボタンを押すだけで
写真が撮れるように作られたカメラです。
この時代のため重量はそれなりにありますが
ハーフカメラということもあり非常にコンパクトに
突起部も少なく四角いフォルムに作られていて
これも魅力のひとつになっています。

お預かりしている「オートハーフSE2」は
これも昨日と同じようなパターンで
レリーズが押せずシャッターが切れません。
さらにこれも昨日と同様、露出計が不動です。
モルトが激しく劣化しているのも同様です。
長らくしまい込まれていたオートハーフは
だいたいこのパターンです。

画像は既に整備が完了した状態のモノで
手前においてあるのが好感したセレン光電池です。
今回も露出計不動の原因はやはり
セレンが起電しないことが原因でした。
偶然ですがカラーリングも昨日の「SE」と同様です。
今回はゼンマイ軸の一部のギアが緩んで
外れかかったりもしていました。
機械仕掛けの自動化が多いと
それだけチェックする箇所は多くなるので
動きの悪いところがないか入念にチェックします。
部品の洗浄や清掃でたいていの場合は
本来の動きを取り戻しますが
わずかな緩みや錆、変形・摩耗で動きが悪い場合もやはり多いです。
これから最終テストを行って
問題がなければ完成となります。

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