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ニッカ3-Fのカメラ修理

今日は「パインの日」らしいですよ。
「パ(8)イ(1)ン」と読む語呂合わせからだそうです。
そして8月はパインの生産の最盛期だそうです。
確かにパイナップルは1年中、手に入りますが
やはり「夏の果物」ってイメージですよね。
甘くてジューシーで軽く冷やして食べると
この季節にピッタリです。
さすがに丸っとパイナップルを買うことはありませんが
カットパインだったり、缶詰のパイナップルは
結構、頻繁に買ってたりします。
価格もお手頃ですものね。
いわれてみればここ半月くらい買ってないような気がします。
今日の帰りにはスーパーでカットパインか
缶詰のパイナップル買って帰ります!

さてさて

本日は「ニッカ3-F」のカメラ修理を行っています。
1956年発売のカメラです。
もともとニッカカメラはいわゆるコピーライカのカメラを
主に造るメーカーですが
1955年に登場した「ニッカ5型」ではコピーライカではありますが
それまでのプレスボディではなくダイキャストボディとなって
内部機構を一新して登場しました。
その翌年に発売された「3-F」はその簡易型という位置づけで
SS最高速を1/500までとして「5型」の大きな特徴でもあった
裏蓋開閉を省略しています。

…のはずなのですが…
今回、お預かりしている「3-F」は
シャッター最高速は5型と同様、1/1000まであり
裏ブタ開閉機構も搭載されています。
さらに「3ーF」では省略されていると資料にはあるのですが
視度補正機構も「5型」同様搭載されています。
1957年以降は巻上がノブからレバーに変更されているのは
把握していたのですがこんな「3-F」もあるのですね。

この時代のバルナックコピーのカメラと言えば
まずはシャッター幕交換が前提となる状態のものが
ほとんどなのですが
お預かりしている「3-F」は比較的近年にシャッター幕が交換されています。
シャッターは一見、問題なく走行しているように思われます。
「5型」同様。裏ブタがあるのでシェルやマウントを取り外さなくても
シャッター速度計測が可能なのでカメラテスターにかけてみると
やはり高速シャッターの精度はあまりよろしくないですね。
加えて巻上に問題があるようで
頻繁に巻上ロックが動作不良を起こしシャッター走行後に
巻上不可となってスタックしてしまいます。
幕軸や巻上も含め各駆動部の動作があまりよい状態ではないようなので
一通りの整備を行っていきます。

よくみかける「5型」では裏ブタの開閉部は
横方向に開きますが、今回の「3-F」は
縦方向に開きます。
こんな仕様が存在するのですね。
内部は通常の5型とあまり変わりませんが
一部、細かい部分はニッカ33型に近い部分もあるようです。
画像は取り掛かり始めですが
この後、さらに分解を進めて
幕軸や巻上機構の清掃整備を行ったところ
巻上のトラブルは起こらなくなったのですが
もともと幕のテンションを掛けすぎで
スムーズに動くようになったら
幕速がめちゃくちゃ速くなりました。
70年代後期一眼レフ並みです(苦笑)
かなりの勢いでバシャン!と
シャッター幕が走行していきます。
そもそもテンション強すぎでこのまま使っていると
バネがバカになりそうです。
いったん大幅にテンションを緩めて
適正なテンションで精度も確保できるよう
一から調整も行っていきます。

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