ミノルタSR-3のカメラ修理

今日は「コラーゲンの日」らしいですよ。
モツ鍋、牛スジの入ったおでん、牡蠣の土手鍋
豚足、生ボタンエビのお鮨。。。
あげるとキリがないけどどれもコラーゲンたっぷりで
私の大好物ばかりです(笑)

さてさて

本日はミノルタSR-3のカメラ修理を行っています。
SR-3は1960年の発売開始で
ミノルタ初の一眼レフカメラSR-2の後継機種です。
SR-2の改良型ということになっていますが
どちらかといえば1960年タイプのSR-1に
1/1000を追加したものだと思われます。
どちらにせよ、少し丸みを帯びたデザインが
レトロ感たっぷりで個人的にも好きなカメラです。
ただし、SR-1~3はシャッター幕が硬化しているものを
よく見かけます。今回は何とか大丈夫そうですが
幕張替を行わないとシャッタースピードが全く出ない個体も
多く見かけます。

お預かりしたSR-3は
まずシャッターを切っても後幕が最後まできちんと
走りきってくれません。
そのため、当然ミラーアップしたままです。
このままではとても写真が撮れる状況ではありませんね。
シャッター幕軸の油切れが原因と思われますが
他にも巻上部、ミラー駆動部、あちらこちらに油切れの症状が出ています。

まずは各部の動きを見ながら現状をチェックしています。
スローガバナに固着はないですが
1/2まではいいのですが1秒がバルブ+1秒になってしまうようです。
これから本格的に分解に取り掛かり
各部点検整備一式を行っていきます。

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