今日は「勤労感謝の日」。。。は当たり前なので
何かあるかな。。。と思って調べていると
一昨日、「カキフライの日」だったのに
今日は「牡蠣の日」らしいのです。
旬の走りとはいえ同じような時期に設定されているのですね。。。
ちなみに昨日は「いい夫婦の日(11・22)」でしたが
今日は「いい夫妻の日(11・23)」だそうです(苦笑)
それはともかく他にも今日は「あんこうの日」だったりします。
牡蠣もあんこうも鍋のメイン具材ですね!
寒くなってきたし鍋が美味しい季節です。
私はシンプルに水炊きに味ぽんが好きで
実は昨夜は今シーズン初の牡蠣鍋を
ひとりで深夜に美味しくいただきました。
さてさて
本日は「ヤシカフレックス」のカメラ修理を行っています。
二眼レフに興味を持たれる若い方も多いと聞きますが
初めての二眼レフがヤシカフレックスだと言う方も多いと思います。
ヤシカ(当時は八洲光学精機)は
1950年代の二眼レフブームの最中
ピジョンフレックス、ヤシマフレックス、ヤシカフレックスと
立て続けに二眼レフを発売し、カメラメーカーとして発展していきます。
ひとことでヤシカフレックスと言っても
これがまたいろいろ種類がある上に
基本的に全てモデル名は「ヤシカフレックス」なので
なかなか慣れないと判別が難しいと思います。
今回、お預かりしているヤシカフレックスは
まずレンズ前面枠にバヨネットがありません。
シャッターレリーズはシャッターボタンではなく
シャッターユニットからリンクしているレバーで行います。
フィルム送りはいわゆる「赤窓式」
シャッター速度はB、1/10~1/200
レンズはヤシマー80mmF3.5です。
こういったところから、おそらく「旧A型(A前期型)」かと思われます。
状態としてはシャッターは動作しているのですが
シャッタースピードリングが異様な重さです。
相当力を入れないと回りません。
分解すれば直ると思われますが
この状態であまり無理に回すのは止めておきましょう。
ファインダーミラーは他の二眼レフでもそうですが
強烈に曇っていて使い物にならない状況です。
ここは新品の表面鏡を切り出して交換します。
問題はレンズでかなりのカビとクモリです。
表面に拭きキズもそれなりにありますが
できる限りの清掃を行っていきます。
何とか撮影にあまり支障のないレベルになれば良いのですが。。。
通常はシャッターユニットから整備を始めるのですが
今回はレンズの状況が気になるので
テイクレンズの清掃から取り掛かります。
↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。