ニコンF2フォトミックAのカメラ修理

今日はどうもピンとくる記念日がなくて
何かないかなぁ。。。と探していたら
1998年のこの日に「バイオハザード2」が発売になっていますね。
プレイステーションで遊ぶ
「サバイバルホラー」というジャンルのゲームですが
前作の初代バイオハザード(1996年発売)もそうですが
バイオ2も相当やりこみました。。。懐かしいですねぇ。。。
もう22年前ですか。。。(汗)
まぁ、その頃、私も一応、普通のサラリーマンでしたが
バイオもバイオ2もやり始めるとどうにも止められなくて
毎日寝不足気味だったのを思い出します。
そうそう「ザッピングシステム」で
レオン編をクリアした後、クレア編をプレイすると
裏シナリオとして最初にクリアした行動が裏に影響するのですよね。
それにハンク編や豆腐くんでもプレイできましたよね
豆腐くんはクリアできなかったなぁ。。。
最新は「7」なのですね。きっと進歩してるだろうし
おもしろいのだろうなぁ・・・
いやいや、それでなくてもいろいろ時間が足りないのに
これ以上時間を浪費するものを増やせません。。。
でもちょっと気になるなぁ。。。(笑)

さてさて

本日は「ニコンF2フォトミックA」のカメラ修理を行っています。
露出計を内蔵したフォトミックファインダーを搭載したF2ですが
「フォトミックAファインダー」はニッコールレンズのAi化に対応したもので
それまでのカニ爪による連動からAi連動になったものです。
もちろん対応レンズはAiニッコールです。
ここでは詳しい話は割愛しますが不変のニコンFマウントとはいえ
Aiレンズと非Aiレンズは大きな変更点ですし
物理的に同じマウントでも
Aiレンズにしか対応していないボディに非Aiレンズを装着すると
Ai連動爪を破損してしまう場合があるので
ニコンのボディに組み合わせるレンズは注意していただければと思います。
Aiレンズを古いボディに組み合わせるのは
さしたる問題はないのですが。。。
(露出計連動させるためにはカニ爪は必要)
話が少し逸れました。
Ai対応となったこと以外は基本的に無印フォトミックと基本的に変わりませんが
ファインダー内に表示される絞り値は
レンズに刻印されている値を読み取る方式に変わりました。
ここだけは以前のフォトミックの方が見易かったとは思います。
それでもAi対応となったことでガチャガチャの必要はありませんし
フォトミックAやASファインダーが人気なのはわかる気がします。

お預かりしているF2フォトミックAは
シャッタースピード自体は若干の狂いはありますが
まずまず良い値が出ています。
ただし全体的に油切れの兆候はあり
巻上時に少々異音が認められます。
F2定番のミラー残響音も少々気になります。
さらに内蔵露出計はほとんど反応のない状態です。
確認してみるとボディ側からの電圧供給が
本来3Vのところ0.8Vほどしかなく
電池室から正しく電気が流れいないことがわかりました。
さらにファインダー内SS表示がB~1/4秒までは
きちんと連動して表示するのですが
それより早いSSでは表示できません。
連動糸のトラブルと見られます。

ボディ側、ファインダー側の整備・修理と一緒に
付属する50mm、28mm、200mmのレンズ清掃も行います。
これだけのセットであれば大抵の撮影に対応することができますね。
おそらくご自宅で長らく眠っていった個体だと思われますが
再び撮影に気持ちよく使っていただけるよう
これからまずはボディ側の分解整備から取り掛かります。

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