ミノルタSR505のカメラ修理

今日は7月29日…
「しち(7)ふ(2)く(9)」ということで
「七福神の日」さらにそこから「福神漬けの日」なのだそうです。
福神漬け…昔は酸っぱいものとか苦みのあるものは
あまり好きではなかったのですが
(今もあまり酸味の強いものは苦手)
福神漬けとかは子供の頃はカレーに添えられても食べなかったけど
今では福神漬けだけでも食べたくなりますねぇ(笑
ほんと好みの味って年齢によって
どんどん変わっていくのです
子供の頃と20代の頃とじじいになった今とでは
全く味覚が変わってしますものねぇ
子供の頃から変わらず好きなものももちろんあるのですが…
今どきの福神漬けじゃなくて
昔ながらの真っ赤な福神漬けが食べたい気分です。
そっちのほうが少し酸っぱそうな気がしませんか?
で、そんなことを考えていると
今度は無性にカレーが食べたくなってくるのですよねぇ
言われてみれば少しご無沙汰かも。。。
あまりにも辛口なカレーは私は無理なので
中辛くらいのほどよい辛さで…
それでも汗かきまくるのですが…
ヒサビサにココイチのカレー食べたいなぁ
厚木の外れに住んでいた頃は徒歩圏内に
大きな郊外型のココイチがあったから
すいている時間帯によく行っていたのですが…
快活クラブの快カツカレーも
勤め人時代にはよく食べたし美味しかったなぁ
(外回りでサボってばかりだったからですが(笑))

さてさて

本日は「ミノルタSR505」のカメラ修理を行っています。
ミノルタ一眼レフ機としては
最後の機械制御シャッター機です。
1975年にSR101と同時発売でデビューしました
少しややこしいのですが
SR505がSR-Tスーパーの後継機にあたり
SR101がSR-T101の後継機にあたります。
絞り値ファインダー表示の有無とか
ファインダースクリーンの違いとか装備に違いはあり
関連してペンタ部のデザインが異なりますが
基本的な構造は同一のカメラです。
その2年前にはX-1がデビューしていて
前年にはXEもデビューしています。
ミノルタとしては
完全にXシリーズに移行する直前といった時期です。
SR505もSR101も基本的には
大ヒットモデルSR-T101のマイナーチェンジ版です。
SR-T101が発売されて既に9年が経過してましたが
それほどベースのSR-Tの完成度は高かったということだと思います。

精悍なブラックボディで
外装の程度は非常に良い個体です。
基本的には一通り動いているのですが
あちこちに油切れの兆候が見られ
動くことは動くのですが
どこも動きが悪いような状態です。
巻上も軽やかさにかけ少し異音も出ています。
シャッターも一通り切れているのですが
高速シャッターの精度は出ておらず
1/1000だと写真両端で1段以上の露光ムラが出る状態です。
露出計も接触不良で動きが非常に不安定です。

少しずついろんなところに問題を抱えていますが
元々非常に丈夫なカメラなので
何とか健気に動いているといった感じです。
これはきちんと整備して少しでも
楽に動けるようにしてあげたいところです
完全い若い頃と同じというわけにはいきませんが
日常使いに問題ないレベルには
軽やかに動けるようにできると思います。
まだ現状を一通り確認したのみの状態です。
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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