オリンパスペンEE-3のカメラ修理

明日(9日)から13日(土)まで夏季休暇といたします。
ご迷惑をおかけいたしますがご容赦くださいませ。

今日は「そろばんの日」だそうですよ
私の世代だと子供の頃に「そろばん」を
習いに行ってた方も多いのではないでしょうか
私の住んでいた片田舎にもいわゆる「そろばん塾」が何軒もありました。
小学校3年から小学校卒業までせっせと通いましたねぇ
おかげさまで今でも簡単な計算を暗算でするときには
頭の中でそろばんの玉が浮かんで右手が微妙に動きますね(笑)
子供の頃に覚えたことは忘れないものです。

さてさて

今日は「オリンパスペンEE-3」のカメラ修理を行っています。
昨日のデミに続いてハーフ判コンパクトです。
ペンEEシリーズは撮影時にピントも合わせる必要もなく
露出もオートなので
「フィルムカメラを使ったことはないけどとりあえず撮ってみたい」という方や
「普段は一眼レフを使っているけど
何も考えずにパシャパシャ撮れるカメラが欲しい」なんて方にもお勧めです。
ちょっとレトロなデザインも魅力です。
このEE-3は1973年に発売開始ですが
ペンシリーズの中で最後まで生産され続けたモデルで
1986年まで生産が続けられました。

今回の個体は最近このカメラを手に入れられた依頼者様が
「安心して使えるように一通りの点検整備をしてほしい」とのことで
当店にやってきました。
お客様が最も心配していたのが
「セレン光電池はきちんと作動してるかどうか」というところでしたが
今回の個体は元気に起電しているようです。
ただし、セールスポイントのひとつである「赤ベロ」は動作不良
オートは大幅な狂いが出ています。

少々話が逸れますがオリンパス独特のこの「赤ベロ」
一眼レフでないこういったビューファインダー(レンジファインダーも含む)の場合
レンズキャップを付けたまま気づかずにシャッターを切ってしまうことが多々あります。
(私も昔、やたら頻繁に失敗しました。。。)
この「赤ベロ」機能があるとキャップをしていれば当然セレンにも光が当たらず
赤ベロが出てくるわけで、わかりやすくキャップがついてることを教えてくれます。

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これから本格的にシャッターユニット周りの点検整備から行います。

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