コニカオートS2のカメラ修理

今日は8・19ということで「バイクの日」ということらしいですよ。
私も3年ちょっと前まで
アプリリアRS250なんて年甲斐のないバイクに乗っていましたが
また近いうちにバイクは手に入れたいです。
もう手間も神経も使う2ストバイクは止めようかな。。。とは思いますが
絶好調なときのRSはそれはそれは楽しいバイクだったなぁ。。。

さてさて

今日は「コニカオートS2」のカメラ修理を行っています。
現在の感覚では「コンパクトカメラ」というには
少々大きなカメラですが
画質に非常に定評のあるヘキサノン45mmF1.8を搭載し
とても当時、人気のあったカメラです。
発売開始は1964年、F1.8なんて今でも充分大口径ですから
このレンズで撮影できるだけでも価値の高いカメラだと思います。
さらにシャッタースピード優先AEが使え
その気になればマニュアルでも撮影できます。
使い勝手もかなり高レベルです。

今回、お預かりした個体は
まずシャッターを切ることができません。
レリーズは深く押し込めるのですが
シャッターはうんともすんともいいません。
巻上げはロックされたままの状態です。
露出計はバッテリーチェックは反応するものの
露出計として使おうとしても指針は動きません。

IMG_8478

レンズボードを外してみると
巻上げ側には何も問題はないようです。
これから調べますが
おそらくシャッター羽根及びチャージカムが固着してしまっているのが
原因かと思われます。
単なる羽根固着だとシャッターは「カシャン」と動作する音がしても
羽根が動いていない。。。ということが多いのですが
今回はレリーズしてもチャージカムが戻らないようです。

その他、絞り羽根洗浄、レンズ清掃と行ってから
露出計・ファインダー周りと整備していきます。

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