今日は「男はつらいよ」の日らしいですよ。
第一作目が昭和44年のこの日に公開されたそうです。
ん?私の生まれた年じゃないですか。。。(笑)
実は私、この映画のシリーズ見たことないんですよねぇ。。。(汗)
さてさて
本日は「ミノルタオートコード」の修理を行っています。
1950年代に様々なモデルが作られた国産二眼レフの中で
おそらく最も評価されているのが
このミノルタオートコードのシリーズではないかと思います。
二眼レフといえばやはりローライが頂点だとは思いますが
そのローライに真剣に追いつき追い越すために
作られたカメラだと思います。
今、見ても質感も高いですし、きちんと整備されたものは
使い心地も非常に気持ちいいモデルです。
今回、お預かりしている個体はオートコードの中でも
後期のモデルです。
外装もキレイでレンズにもよく心配されるクモリもありません。
ただしピントレバーが時々から回りします。
オートコードはピントレバー先端が
折れたり曲がったりしているものも多く
そうなると中古品と交換しか手段がございませんが
今回はレバーそのものは大丈夫そうなのですが
中でうまく締め付けられていないようです。
他、ファインダーが開きにくい、ファインダールーペ脱落等の
トラブルも見受けられます。
まずはピントレバー周りの修理を行い
ヘリコイド関連の点検調整から始めます。
その後、シャッターユニット整備、レンズ清掃、他
各部点検整備一式を行います。
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