今日は「海王星の日」らしいですよ。
1846年に発見された海王星、発見されてから170年ということですが
海王星の公転周期は164年(!)らしいので
海王星は発見されてからまだ太陽を1周したばかり。。。
海王星上では発見されてからまだ1年少々。。。ってことですか。。。
太陽系内といえどもスケールが大きすぎますね(笑)
さてさて
本日は「キヤノンFTb」の修理を行っています。
修理依頼も多く、キヤノンのメカニカル一眼としては
旧F-1と並んで人気のモデルです。
このFTb、シャッタースピードがファインダー内に表示される
「FTb-n」と呼ばれるモデルと表示のない前期モデルに
大きく分けられます。
今回、ご依頼をいただいた個体は表示のある「-n」モデルです。
お預かりしたときの状態としては
シャッターを切っても後幕が最後まで走りきらず
ミラーダウンが行えず、ミラーアップしたままになる。。。という状況でした。
とにかく幕の動きが悪い状況です。
幕軸に汚れや古い油が固着している状況と予測されます。
露出計はバッテリーチェックでは全く無反応。。。
露出計ONのときには激しく不安定に針が動き回る状態です。
付属の50mmレンズは前玉・後玉内側に
かなりのカビが発生しています。
まずはボディ側の各部点検整備一式を行い
レンズ側のカビ取り清掃も行います。
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