今日は「天気図記念日」だそうですよ。
1883(明治16)年のこの日に
日本で初めて天気図が作られたことが由来となっています。
ドイツの気象学者エルウェン・クニッピングが
天気図を描き、英語で書かれた天気概況を翻訳したものだったそうです。
3月1日以降は印刷して1日1回発行されることとなり
8月23日以降は新橋と横浜の停車場に掲示されました。
当初の天気図は電報で送られた全国11箇所の測候所のデータを元に
描かれた7色刷だったそうです。
昔、山によく登っていたころは
天気図から少しでも詳しく現地の天気を読み取ろうと
一生懸命読み取ろうとしていました…
今は街中の天気であれば天気図まで読み取らなくても
いろいろな情報が簡単に手に入るようになったので
比較的その日くらいであれば天気や気温の予想がしやすくなりましたね。
写真撮影もそうですが外で行動すると
その日の天気や気温、風の強さ等々に大きく影響されることが多いので
やはり出かける際の天気はいろいろ気になります。
雨や雪もそうですが気温や風も行動や服装に影響するので大事ですね。
1年の中で過ごしやすい季節が少しでも長く続いていくれればいいのですが
近年は暑いか寒いか両極端で結構困りものです…
さてさて
本日は「オリンパストリップ35」のカメラ修理を行っています。
1968年発売のカメラです。
同年に発売された「ペンEES-2」を機能構造はほぼそのままに
35mmフルサイズ化したカメラです。
小旅行に気軽に持って行けるカメラとの意から
「トリップ」と名付けられています。
同じ年にコニカから「じゃーに~コニカ」の愛称で
「C35」が発売されていて
どこにでも気軽に持って行けるカメラの需要が
高まっていた時代であることをうかがわせます
そして「C35」も「トリップ35」もヒット商品となり
他メーカーも同コンセプトのカメラを
次々に開発投入することになりました。
「トリップ35」はセレン光電池使用の露出計と連動する
オート露出専用機でピントは目測式となります。
電池も不要でより気軽に持ち歩くことができ
操作も簡単に出先でスナップが撮りやすい非常に優れたカメラです。
シャッタースピードは1/30、1/250秒の2速自動切替式です。
搭載されるレンズはDズイコー48mmF2.8で
よく写ると評価の高いレンズです。
お預かりしている「トリップ35」は
ご依頼者様から「写真が妙に白っぽく写る」ということで
お預かりしました。
最初は光漏れを疑ったもののモルトはへたってはいますが
光線漏れを起こすほどのレベルではありませんでした。
オートの制御も確かにオーバー気味ではありましたが
それも根本的な原因ではないかな…と調べながら
分解をしてみたところ絞りとシャッター羽根の間に
配置されるレンズが経年劣化による変質で
かなり曇ってしまっていました。
おそらくこれが根本的な原因と思われます。
バルブがないこともあって普段の撮影では気づきにくい箇所です。
変質による曇りなので清掃ではどうにもならず
今回は手元の部品取りに程度の良いレンズがあったこともあり
中古品ですが交換で対処いたしました。
既に一通りの整備が完了しテストを行っている段階です。
画像の手前にあるのが好感したレンズです。
画像では曇りの有無はわからないですね。
オーバー目にズレていたオート制御や
露出計の精度も調整し問題なく
適正露出が得られる状態になっています。
もちろん、交換したレンズ以外のレンズも清掃を行い
本来の写りを楽しめる状態になっています。
改めてご依頼者様にも存分にお楽しみいただければと思います。
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