ペンタックスMXのカメラ修理

今日は「百人一首の日」だそうですよ。
1235(文暦2)年のこの日に
公家・歌人の藤原定家によって
『小倉百人一首』が完成したことに由来しています。
…昔…というか割と近年ですが
某コミックにハマった上に影響されて
百人一首の歌、覚えようとしていた時期がありました(笑
かるたも持ってます
まぁ、全然覚えられなくて断念しましたが…(苦笑)
でも歌の意味が分かると楽しいです。
好きな歌とかはさすがに無意識のうちに覚えますし
…と考えていたらまた覚えたくなってきたな…
少しずつでもチャレンジしてみるかな…

さてさて

本日は「ペンタックスMX」のカメラ修理を行っています。
1976年発売のカメラです。
「Mシリーズ」として最初に発売されたカメラです。
ただ「Mシリーズ」の本流は
「MX」の1ヶ月後に発売された「ME」で
「Mシリーズ」は「小型軽量化」に加え
「電子化によるAE化」が進められたシリーズです。
そんな中、シリーズ唯一の布幕横走り機械制御シャッターの
「MX」は「Mシリーズ」の中では異端児的存在です。
ただ小型軽量化が進められたことにより
このジャンルで敵なしだった
「オリンパスOM-1」の対抗馬となりました。
幅・高さ・厚さともすべて0.5mmずつ小さくなっているのは
明らかに意識した結果だと思います。
機械制御横走りで小型軽量といえば
「OM-1」か、この「MX」の二択という状況になっています。

今回、お預かりしている「MX」は
シャッターを切ると頻繁に
ミラーアップしたままになってしまいます。
よくある症状ですがミラー駆動部が原因ではなく
シャッターの後幕の動きが悪く
シャッター動作後にミラーダウンのリンクと
うまく連携できないために起こる症状です。
シャッター幕速を測定してみると
やはり後幕の幕速が極端に遅い状態になっています。
そんな状況なので高速シャッターの精度も
当然ながら出ていません。
ここはもちろんむやみに後幕のテンションを上げて
幕速を上げるのではなく
動きの悪くなっている幕軸とその周辺の清掃整備を行い
その上でも幕速調整を行います。
いつもそうですが幕軸の清掃整備を行っただけで
テンションを変更しなくてもある程度の
精度はたいていの場合確保できます。
テンション調整はあくまで微調整程度です。

まだ取り掛かり始めで
これから本格的に分解整備を行っていきます。
「Mシリーズ」のカメラは内部モルトも多く
劣化したモルト屑がトラブルの原因になりがちなので
そのあたりのメンテナンスもしっかり行っていきます。

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