ミノルタX-7のカメラ修理

今日は二十四節気で言うところの「立冬」ですね。
秋が極まり冬の気配が立ち始める頃なので「立冬」とされています。
日中はまだ暖かさは十分にありますが
朝晩の冷え込みがだんだんと厳しくなってきましたね。
「立冬」に関連して今日は「鍋の日」ともなっています。
確かに、より鍋の美味しくなる季節が今年もやってまいりました。
この季節になるとうちの土鍋の稼働率が一気に上がります(笑
具さえ買ってくれば気軽に簡単に時間もさほどかからずに
準備できて栄養も満点でお酒にも合う…鍋って最高ですよねぇ…
野菜をたっぷり放り込んで、鶏肉か牡蠣かもつをしっかり入れれば
栄養バランス的にも理想的じゃないかと思っています
ただ…美味しすぎて深酒してしまいがちなので気をつけます…(苦笑)

さてさて

本日は「ミノルタX-7」のカメラ修理を行っています。
私の世代だとカメラそのもののイメージより
宮崎美子さんのジーパンと青い水着のイメージのほうが
強烈に記憶に残っていたりします(笑
1980年発売のカメラです。
この時代、各メーカー定番だった
本体価格4万円の絞り優先オート露出専用のエントリー機です。
熾烈な販売競争も行われていましたが
CMの効果も絶大で「X-7」は大ヒット商品となりました。
CMの効果ばかりではなくエントリークラスとはいえ
ミノルタらしい使い心地のよさが魅力の
非常によくできたカメラだと思います。

今回お預かりしているのは人気のブラックの「X-7」です。
シルバーとは単なる色違いだけではなく
X-7ブラックは前面グリップが追加になり
スクリーンにミノルタお得意の明るい
アキュートマットスクリーンが装備され
さらに使い勝手がよくなっています。
アキュートマットの明るさはやはり魅力ですが
X-7のファインダーはもともとのシルバーでも
比較的明るめでファインダーのキレも良いので
ブラックはさらにその長所を伸ばしたカメラとなっています。

で、「X-7」といえば定番のプリズム腐食です。
プリズム前面部が触れるファインダー枠に貼られたモルトが
加水分解を起こすことでプリズムの剥離を起こすパターンです。
発売から40を超える現在となっては
何も対策が行われていない個体ではほぼ間違いなく
プリズム腐食が起こっていると思われます。
腐食が進むとファインダー中央部横方向に帯が現れ
そのうちその帯が真っ黒になってファインダーの視界の大半を邪魔します。
こうなるともう普通に撮影が行えない状況になります。
お預かりしてる「X-7」はそのファインダー内の帯は
まだ真っ黒とまではいかないものの
既にかなり視界の邪魔となっている状況です。
いずれにしても中古良品プリズムと交換で対処するしかなさそうです。

いつも書いていますが電子制御シャッター機は
各接点の導通とマグネット吸着が生命線です。
今回の「X-7」はひととおり動作してはいたのですが
オート制御が若干不安定で
たまにシャッターが開いたままで
固着してしまうことが確認されています。
(電源オフで閉じる)
X-7は当店では比較的修理依頼の多いカメラなので
弱点はある程度、把握しているので
そのあたりを重点的に一通りの整備を行っていきます。
意外と電子回路関連のトラブルは少なく
整備を行えばまだまだ長く使えるカメラです。

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