オリンパスペンFTのカメラ修理

今日は「ピザの日」だそうですよ。
そういえばピザも長らく食べていない気が。。。
電子レンジでチンするようなピザじゃなくて
ちゃんとしたお店で熱々の美味しいピザ食べたいですねぇ~
ピザだったらやっぱりビールが合うかな。。。
ビールも最近多い軽やかなやつじゃなくて
ホップの効いたどっしりした味のものがいいなぁ。。。(笑)

さてさて

本日は「オリンパスペンFT」のカメラ修理を行っています。
孤高のハーフ判一眼レフ「ペンF」に
露出計とセルフタイマーが付いたモデルですね。
他にも変更点がいくつかあって
ペンFでは「2回巻き」だった巻上げが
FTでは「1回巻き」になりました。
その分、巻上げ角度が大きくなっています。

今回お預かりしているペンFTは
シャッターは一見切れているし問題ないようにも見受けられます。
ただし、ご依頼者様のお話を聞いてよく見てみると
ボディ側の絞りこみレバーがたまに戻りきらないことがあるようです。
実際に撮影していると
絞りの設定にもよりますがファインダーが薄暗くなったままに
なってしまう状態です。
さらに低速シャッターが妙に不安定で1秒が1/4くらいでたまに切れたりします。
ペンF系はロータリシャッターというちょっと変わった
シャッター駆動システムのため
最高速以外の全速度でスローガバナーが関与します。
このスローガバナーに少々問題がありそうです。

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他のカメラではまず見られない独特の構造をしています。
まずはシャッターユニットが見える状態になったので
一通りの動きを確認してから
各部点検整備一式を行います。

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