今日は「昭和基地開設記念日」だそうですよ。
今から60年前のこの日に日本の南極観測隊が
南極・オングル島への上陸に成功し、昭和基地を開設したそうです。
現在、南極には30カ国以上の国が観測基地を設けているとのことです。
日本の南極基地というと「昭和基地」し知らなかったのですが
他にも「ドームふじ基地」、「あすか基地(無人観測拠点)」
「みずほ基地(移動拠点)」、があるそうです。
さてさて
本日は「ミノルタAL-E」のカメラ修理を行っています。
1968年に発売された「ALシリーズ」の最終モデルです。
ミノルチナを源流とし、軽量コンパクトでありながら
気持ちの良い操作性や優れたスタイリングで
個人的にはとても好きな「ALシリーズ」ですが
シリーズ全体を見てもセールス的には不調に終わったようです。
今、見ても非常に良いカメラだと思うのですが。。。
「AL-E」は前モデルにあたる「ALS」に
シャッタースピード優先AEが搭載されたモデルともいえますが
内部構造はかなり一新されています。
今回、お預かりした個体は
そのセールスポイントのひとつでもある
AEモード時にシャッターが切れないというトラブルを抱えています。
露出計は精度はともかくも動作はしています。
マニュアルだとシャッターは普通に切れるので
露出計の針挟み込み機構周辺に何かトラブルがあると予想します。
AE搭載機ながらマニュアル時にも露出計は動作して
CDSも、より使いやすいレンズ部に搭載され
ミノルチナ&ALSと同等の薄型でコンパクト
レンズも40mmF1.8の大口径
質感も高く、使い心地はもちろん良い。。。
非常に良いカメラだと思います。
これから本格的に現在判明しているトラブルの原因究明と同時に
各部点検整備一式を行います。
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