今日は「ウィキペディアの日」なんだそうですよ。
2001年のこの日に公開されているのですね。
ウィキの性格上、記述全てが正しいとは限らないというのは
わかっていますが、それでもやはり便利ですよね。
出先でもふと疑問に思ったことでも
スマホ(私の場合はタブレット+ガラケー)さえあれば
すぐに調べることができます。
以前だったら「まぁいっか。。。」で済ませていたことが
その場で調べられるってやはりいいですよね!
さてさて
本日は「ヤシカエレクトロ35GTN」のカメラ修理を行っています。
「GTN」の基本的な部分は初代エレクトロ35と共通です。
1966年の初代エレクトロから小変更を重ねて
1973年に発売となったモデルです。
ちなみに「GTN」はブラック塗装のモデル名で
シルバー塗装は「GSN」となります。
お預かりしているエレクトロ35GTNは非常にキレイな個体です。
多少のスレはもちろんありますが
目立つようなキズ、アタリは全くございません。いいですよね~
大切に扱われてきたことがよくわかります。
ただ、何故こうなったのかが不明なのですが
鏡胴、というかシャッターユニットがグラグラにがたついています。
壊れている。。。というよりはネジが緩んでいるだけだとは思いますが。。。
加えてオートが非常に不安定なようです。
初代からこの頃までのエレクトロはゴムブッシュ劣化で
オートが不安定になることがよくあるのですが
今回はブッシュは劣化しにくいものに換えられているようで
それが原因ではありません。
接点等々の汚れによるものではないかと考えられます。
まずはレンズボードを分離します。
写真でも見えている後玉ユニットを外せば
シャッターユニットを固定しているリングが出てきます。
どちらにしてもシャッターユニットは一度降ろしますが
やはりこのリングがゆるゆるに緩んでいました。
エレクトロといえばシャッターはコパルエレクですね。
(一部モデルは違うものもあり)
まずはシャッターユニット及びその周辺から
整備を行っていきます。
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