日別アーカイブ: 2020年5月28日

オリンパス35RCのカメラ修理

今日は「花火の日」だそうですよ。
1733年(亨保18年)のこの日に
隅田川の両国橋付近で水神祭りの川開きが行われ
慰霊を兼ねた花火が打ち上げられた。
これが「両国川開きの花火」の始まりだったのだそうです。
残念ながら今年は主だった花火大会は当然中止ですね。
来年、いや再来年でもいいから
また以前と同じように大きな花火大会があちこちで
行われるのを楽しみにしています。
個人的には花火大会といえば
やはり「宮島水中花火大会」ですねぇ。。。
花火の撮影は場所の確保がとにかく大事なので
真夏のくっそ熱い中、午前中から場所取りして
ビール飲みまくってしこたま酔っ払った思い出が。。。(笑)
撮影自体は勝手がわかっていればフィルムでも
それほど難しいものではございません。
意外と明るいのでしっかり絞ることと
あとは黒い厚紙があればOKかな。。。
また気が向いたら宮島には撮りに行きたいですねぇ。。。

さてさて

今日は「オリンパス35RC」のカメラ修理を行っています。
いわゆる「リチャード」ですね。
レンズシャッタ機なのに上カバー部にSSダイヤルがある
ちょっと変わったカメラですが
非常に使い勝手の良いカメラです。
電池を入れればSS優先AE機として使え
オートで絞りをどのくらいで切れるかもファインダー内で確認できます。
もちろん設定しているSSもファインダー内表示があります。
マニュアル時には露出計は連動しませんが
設定するSS・絞り共にファインダー内で確認でき
下手な一眼レフよりファインダー上方に優れています。
マニュアル時にはもちろん電池を必要としません。
オート任せで気軽に撮ることもでき
マニュアルで凝った撮影もしっかりできます。
一眼レフのサブカメラとしてももってこいの1台です。
おまけにハーフ判とさほど変わらないほどのコンパクトさです。
しかもしっかり距離計も装備します。
こうして書いていると本当に欠点のないカメラですね。

まだ現状チェックを行っている段階で
分解も整備もこれからなのですが
相当長い間、仕舞い込まれていた個体とみられ
外装もレンズもファインダーも汚れが半端ではありません。
あまりに汚れているので
この写真を撮る前に簡単に外装だけ掃除しました(汗)
シャッターはマニュアルでも切れない状態で
セルフタイマーは妙な位置で完全に固着していました。
(そこだけは応急処置で直しました)
露出計ももちろん不動です。
基本的にはシンプルなカメラなので
分解してしっかり整備すれば
問題なく使えるようになると思います。
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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