今日は「図書館記念日」だそうですよ。
1950(昭和25)年のこの日に
「図書館法」が公布されたことに由来しています。
十数年前までは結構頻繁に図書館にも行ってたし
本もちょくちょく借りてたのですが…
近年はまったくです。(苦笑)
たまにはこれまであまり興味のなかった分野の
本でも読んでみて新たな価値観を探してみたいとも思うのですが…
いや、もう人生の時間的にそんな余裕ないかな…(苦笑)
加えてちょっと気になる程度のことなら
今やネットを検索してみれば大抵のことが
調べられてしまうのも大きいですよね…
本当に便利になったものです。
情報が多すぎて混乱してしまうこともありますが…(笑
さてさて
本日は「ニコンFE2」のカメラ修理を行っています。
1983年発売のカメラです。
当店で扱えるカメラとしては
ほぼ一番新しい世代のカメラです。
…とはいえ機械的な機構としては
先代の「FE」とそれほど変わりません。
各部のブラッシュアップ、特にシャッターユニットの進歩で
史上初のシンクロ1/250、最高速1/4000を実現しています
(1/4000は先行発売のFM2が史上初)
後のシャッターユニットの改良で
シャッター羽根はアルミ製の見た目普通のモノに変更されますが
この頃のFE2及びFM2のシャッターユニットは
チタンシャッター羽根をハニカムパターンで肉抜きされていて
軽量化を行い、速い幕速を実現しています。
電子制御機ということで絞り優先オートも搭載し
FE時代…もといニコマートEL時代から
評価の高い非常に見易い二針式の露出計を搭載しています。
その使いやすさから現在でも非常に人気のカメラです。
お預かりしている「FE2」はかなり長い間
しまい込まれたまま眠ってものと思われます。
昔はかなり使い込んでいたと見えて
外観はそれなりにヤレていますが
大きな凹み等はありません。
ただ、しまい込まれている間に結構汚れてしまっています。
メカニカル制御で動作するM250シャッターや
「B」は快調に動作していますが
電池を入れても全く電源が入らずオートも含めて
他シャッター速度は全く動きません。
露出計も同様です。
加えて巻上ロック機構に粘りがあるようで
頻繁に巻上ロックがかかったままになり
巻上ができない状態にも陥ります。
いずれにしても全体的に整備が必要な状況です。
シャッタースピードダイヤル下にある
管制部が破損していて露出計不動の場合だと
交換部品が全く手に入らないため
修理不能となってしまいます。
今回もまずはそこを確認いたしましたが
管制部(割れ・破損が比較的起こりやすい)は無事でした。
露出計及び電子制御シャッターの不動は
電池室からの配線腐食によるものでした。
電池室の状態があまり良くなかったので
原因はそこかな…とは予想していましたが
予想通りで安心いたしました。
機械的な部分はとにかく各部の動きをよくするように
一通りの整備を行っていきます。
最終的に電気的調整も行って
安心して使える状態に仕上げていきます。
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