オリンパス35DCのカメラ修理

今日は「地ビールの日・ビールの日」らしいですよ。
1516年のこの日に
ドイツ・バイエルン国王ウィルヘルム4世が発令した
「ビール純粋令」により、水、ホップ、大麦・小麦の麦芽、酵母だけが
ビールの醸造に使用できることとなり
「ビール」が何であるかが世界で初めて明確に定義されたそうです。
私は基本的にアルコール類は日本酒が好きですが
やはりはビールは飲みますよねぇ…
それも口当たりの良い軽いモノより
どしっと重厚な苦みが広がる正統派なビールがいいですねぇ
そして特に焼肉食べるときにはやはりビールですよねぇ…
最近はあまり脂っこい肉は苦手ですが
お肉を存分に味わいつつ、口の中の脂を
ビールで一気に流し込む…
想像するだけでたまりませんね(笑
GWには古い友人と会うので
焼肉行って存分にまた味わってきます!

さてさて

本日は「オリンパス35DC」のカメラ修理を行っています。
1971年発売のカメラです。
デラックスなコンパクトということで「DC」です。
その名の通り40mmF1.7の大口径レンズを搭載し
明るい被写体から暗い被写体まで広範囲な場面で
簡単に撮影できることを実現したカメラです。
連動距離計を搭載しピント合わせも正確に行え
露出設定はプログラムオートでカメラ任せで行います。
オート制御はこの時代主流の露出計指針挟み込み式で行い
セイコー製プログラムシャッターは機械制御で駆動します。
ただ、露出計が振れないほどの暗い場合や
電池が入っていなくて露出計が振れない場合は
シャッターロックがかかる仕組みになっているので
シャッター自体に電池は必要ないですが
電池を入れて露出計が動作していないと
シャッターは切れない構造になっています。
ボケや描写を楽しむための大口径レンズではなく
あくまで暗い場所でもシャッタースピードを確保するための
大口径レンズですがやはり写りには定評があり
現在でも人気の高いカメラです。

お預かりしている「35DC」は
やはりお決まりの露出計が不動で
シャッターが切れないというパターンです。
電池室は見る限りでは非常にキレイな状態で
ちょっと拭くだけで動くんじゃないかと思い
受付時にもその場で試したのですが
それでも全く動く気配はなくお預かりとなりました。
モルト劣化やらレンズにカビとか
他にも細かい不具合は多々あるのですが
まずはシャッターが切れる状態にしたいところです。

画像はまだ全然本悪的に取り掛かる前のものですが
露出計がちょっと変わった位置にあって
底板を開けると露出計の様子が確認できます。
まずは露出計本体が無事に動くかどうかを
露出計に直接電圧をかけて確認しておきます。
露出計本体がダメなことはめったになく
今回も電圧をかけると元気に針は振ってくれました。
…となると露出計までに電流が流れていないということになるのですが
電池室の蓋を開けただけでの状態では
非常にキレイだった電池室…
外して裏側を確認してみると
緑青ビッシリで完全に断線していました。
電池室見ただけではわからないですね…(苦笑)
配線も真っ黒に腐食してしまっているので
配線交換も含めて修理を行います。
その上で露出計やオート制御の調整を行っていきます。

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