ミノルタミニフレックスのカメラ修理

今日はいわゆる「鏡開き」ですね。
これも関東と関西、他地方によって異なりますが
関東では一般的に今日が鏡開きです。
うーん、鏡餅はおろか、お正月にお餅食べてないし
何一つお正月らしいことはやってないです。。。(苦笑)

さてさて

本日は「ミノルタミニフレックス」のカメラ修理を行っています。
このカメラ、実際に見たことのない方も多いのではないでしょうか。。。
いわゆるベスト判(127フィルム、4x4)を使用する二眼レフです。
このカテゴリーで最も有名なのはやはり「ベビーローライ」ですが
国産各社もこぞって4x4二眼レフを発売しました。
その中でもミノルタミニフレックスは
生産台数も非常に少なく見かけることの少ないカメラです。
一見してそのカラーリングが独特なので
他のカメラと間違うこともありません。
個人的にはこのレトロなグリーンが何とも言えず気に入っています。

実はこのカメラ、私も自分用に持っていて
twitterやFBで紹介したこともあります。
今回はそれをご覧になったご依頼者様が
このたび手に入れたミニフレックスを
当店にお持ちいただき修理のご依頼をされ次第というわけなのです。

今回、お預かりしたミニフレックスは
シャッターは快調に切れていますが
レンズボードのガタが非常に大きくピントにも影響が出るほどです。
レンズにはやはり汚れが見受けられますが
できる限りの清掃で対応させていただきます。

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このミニフレックスちょっと変わっているのが
ファインダー枠部分までダイキャストで一体となっています。
そのためファインダー部の分解清掃がなかなか大変です。
まずは、これからレンズボード取り付け部分の修理を行い、
シャッターユニット部点検整備、レンズ清掃、ファインダー清掃
ピント等の調整と各部点検整備一式に取り掛かります。

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