ニコンF2フォトミックのカメラ修理

今日は「バスの日」ということらしいですよ
最近はバスに乗ることも随分少なくなってしまいました
都内に住んでいると
やはりバスより圧倒的に電車に乗ることが多いですものね。
でも都心以外はバスのほうが交通機関の主力ですよね
私の地元、呉でも電車は呉線だけなので
市内の移動はもっぱらバスを利用していました。
私が高校生くらいの頃までは市営バスの床は
まだ板張りだったんですよねぇ。。。
雨の日に滑って転んだことを思い出してしまいます(笑)

さてさて

本日は「ニコンF2フォトミック」のカメラ修理を行っています。
今回、お預かりしているフォトミックは
露出計が随分、不安定です。
内部の抵抗が原因のことが多いのですが
今回は内部のリング状の摺動抵抗がグラグラにゆるんでいました。
外側から支えているコロが緩んでしまっていることが原因です。

シャッターは高速側でかなりズレとムラがあり
このままではかなり問題がある状況です。
内部を確認してみると以前にいじられた跡が残っているのですが
あまり良いいじられかたをされていないようです。
もちろん今回の整備で再調整後は全く問題ございません。

写真は既に整備完了後です。
非常に軽快にシャッターが切れるようになりました。
シルバーだと白黒ツートンのようなイメージですね。
これはこれでまたカッコ良いです。
Fフォトミックほどではないにせよ、パッと見た感じは
ちょっと頭でっかちに見えるフォトミックですが
見慣れてくるとその大きめなファインダー部が
迫力も剛性感もあって良いなぁ。。。と思えてくるから不思議ですね。
毎回、書きますがフォトミックファインダーを使用すると
ファインダー内で絞り値とSSが確認でき
快適なマニュアル露出を楽しむことができます。

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