ニコンF2フォトミックのカメラ修理

今日は「きのこの日」だそうですよ。
きのこも秋の風物詩ですねぇ~
「香り松茸味シメジ」っていいますが
最近はこの言葉のもとになっている
「ホンシメジ」も大きなスーパーでたまに見かけますね。
肉厚で本当に美味しいんですよねぇ~
ちょっとお高いですが松茸よりは全然お安いですし
シンプルに焼いて食べるのがベストかな。。。
これはまた日本酒が進みそうです(笑)

さてさて

本日は「ニコンF2フォトミック」のカメラ修理を行っています。
いわゆる最初のフォトミックで指針式のモデルです。
Fフォトミックに比べると随分とスマートになりましたが
やはり少々頭でっかちで無骨ですよね。
でもこの無骨さがまたカッコ良いのですが。。。

今回は同じご依頼者さまから2台のフォトミックを
お預かりしています。
黒白1台ずつですが黒はご依頼者のお父様が
お使いになられていたものだそうです。
白は最近追加で手に入れたものだそうです。
どちらも長い間使われていなかった様子で
黒のほうは露出計がかなり不安定で
高速シャッターにかなりの狂いが出ています。
ミラーボックス内にカビやサビが発生しています。
白のほうも露出計がかなり不安定で
各部に油切れの兆候が出ています。
どちらも露出計の不具合はフォトミックファインダー内の
摺動抵抗の汚れや劣化が原因です。
ちなみに生産時期によって摺動抵抗が
カーボン抵抗体のものと金属抵抗体のものが存在します。
白のボディのほうは摺動抵抗の不具合でだけでなく
電池室の台座ステー破損(F2では定番のトラブル)も
不安定さの原因になっていました。

どちらも一通りの点検整備を終え
最終チェックを残すのみの状態になりました。
昨日、紹介したキヤノンF-1の
スマートなカッコ良さも、もちろん良いですが
F2フォトミックの迫力ある姿も
やはりカッコ良いですね!

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