キヤノンAE-1のカメラ修理

今日は「和菓子の日」だそうですよ。
上品で優しい味の和菓子はいいですよねぇ~
以前にしばらく甘いものやお菓子類を
一切食べなかった時期があって
しばらくぶりにお菓子を口にすると
和菓子は自然に「美味しい!」と食べられるのですが
コンビニやスーパーで気軽に買えるお菓子は
味が強すぎてとても食べられませんでした。
でも慣れちゃうとまた普通に食べられるのですが。。。
身体に優しそうな和菓子と温かいお茶で
ゆっくり過ごしたいですねぇ。。。

さてさて

本日は「キヤノンAE-1」のカメラ修理を行っています。
AE-1の修理、最近ちょっと多いですね。
世界初のマイクロコンピュータ搭載のカメラで
当時の最先端の電子技術を駆使して作られたカメラです。
「連写一眼」のキャッチコピーで
大ヒットしたカメラですね。
一眼レフにワインダーを装着することが一般的になったのも
AE-1からと言っても良いのではないかと思います。
発売開始は1976年です。

お預かりしているAE-1は
定番トラブルのシャッター鳴きはないのですが
幕軸の動きが悪いようで
後幕がきちんと走りきらず
ミラーアップしたままになってしまいます。
この状況でシャッター鳴きが起こっていないのが不思議です。
露出計・オートは少しばかりオーバー気味です。
さらに現状チェック中に気がついたのですが
本来、レンズ側がオートのポジションになっていなければ
ファインダー内に「マニュアル露出」を示す
「M」の文字が点灯するはずなのですが
これが点きません。

ミラーボックス周りのぎっしり詰み込まれたメカニズムは
なかなか見応えありますね。
トラブルがあると大変な部分ですが。。。。
マニュアル時の「M」不灯はLEDのトラブルかと思いきや
LED単体だときちんと点灯するようです。
。。。ということは基板内トラブルの可能性が高いですね。
。。。直るかな。。。(汗)ちょっと嫌な予感がします。。。
とりあえずシャッター周りの整備を行いながら
いろいろ試してみようと思います。

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