今日は「オウムとインコの日」だそうですよ。
子供の頃にセキセイインコを雛から育てたりしてましたねぇ。。。
手乗りインコで何ともはやかわいいのですよねぇ
犬や猫は「絶対飼ったらダメ」とよく言われていたのですが
小鳥は比較的お許しが出ていたのです。
他にもカナリヤや文鳥を飼ったりしていました。
今だったら大きなオウムを飼ってみたいな。。。とか
少し思いますがオウムは長生きですからね
今から飼いはじめるときっと私のほうが
先に命が尽きてしまいそうです(苦笑)
さてさて
本日は「ニコンFE」のカメラ修理を行っています。
1978年発売開始のモデルです。
キャッチフレーズは「シンプル・ニコン」
適度にコンパクトで使いやすい中級機です。
電子制御シャッター機ですので
絞り優先AEで気軽に撮ることもでき
マニュアル時にもファインダー内で
絞り値、SS値、ともにファインダー内で確認できます。
指針式の露出計は露出計指針と設定しているSSの指針の
2針式でパッと見にどのくらい今の設定が露出計とズレているかも
把握でき非常に使いやすい仕様です。
お預かりしているFEは高速シャッター時に
ミラーアップだけしてシャッターが動作しないことがあるようです。
FE使いの方はこう言えばわかりやすいと思うのですが
電池を入れていないときに
M90・B以外で切ったときと同じ状況です。
(生産時期によっては電池が入っていなくても
一定速度でシャッターが切れる個体もあります)
。。。となると、最初に疑うのは
電源が不安定ではないかと予測するのですが
電池室周りに問題はないようで
基板までしっかり電圧は供給されています。
BCランプも安定して点灯します。
M90では全く症状が出ないので
機械的にシャッターが切れないようではなさそうです。
よくよく調べてみると症状が出るのは
ほぼ1/1000のみで他のシャッタースピードでは出ないようです。
加えて1/1000、1/500はシャッターが切れても
全くシャッターは開いていません。
1/250でも1/1000近い露光量になってしまっています。
さらに後幕の幕速が先幕に比べて非常に遅く
1/250でシャッター幕走り始めと走り終わりの露光量の差は
1段以上ある状況です。
後幕の幕速の遅さは物理的な理由だと思われますが
1/1000でシャッターが切れないのは
何かしら電気関連の理由だと思われます。
いろいろなパターンを試しながら現状チェックを行い
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
ある程度、症状のパターンも読めてきたので
おそらく何とかなるとは思います。
その他にも巻上がたまにひっかかったりとか
SSの問題を考慮してもオート露出が大幅にアンダーとか
いろいろ問題を抱えているので
ひとつひとつクリアしながら整備を行います。
↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。