ミノルタSRTスーパーのカメラ修理

今日から7月ですね!今年ももう後半戦!
今日は「写ルンです」の30回目の誕生日だったり
ソニーから1971年に初の「ウォークマン」が発売された日だったり
「童謡の日」だったり。。。いろいろ記念日もありますね。
中学校の頃、初めて持った携帯用ヘッドフォンプレーヤーは
東芝「Walky」だったなぁ。。。チューナーパックを入れるとラジオにもなるんだよねぇ
でも少しして「やっぱりスピーカーも付いてて欲しい!」と思って
ナショナルの「旅カセ」に買い換えたっけ。。。記憶がちょっと怪しい(笑)

さてさて

今日は「ミノルタSRTスーパー」のカメラ修理を行っています。
ロングセラー機、SRT101の後継機種ですね。
SRT101と比較するとファインダー内絞り直読窓が追加され
スクリーンはスプリット/マイクロプリズムになり
ホットシューが追加。。。等の変更点がありますが
基本的な造りはSRT101とほぼ共通です。
使いやすく正常進化したモデルということですね。

今回の個体はキズ・スレも少ない非常にキレイなブラックボディです。
外観は申し分ないのですが
SRT系でよく見かける
「シャッターを切るとミラーアップしたまま、巻き上げるとミラーダウン」
という症状が出ています。ミラー駆動部の動きが悪いことが原因です。
他、シャッタースピードの狂い
露出計はBC時は安定しているのですが露出計on時に
針がフラフラと不安定。。。その値も1段ほどオーバー。。。
全体に接点の接触不良とシャッター・ミラー周りの油切れが起きているようです。

IMG_8140

SRT系はシャッター周りに油切れがおきると
シャッター音が高周波を含んだちょっと耳障りな音になりがちです。
(もともとシャキッとした音ではありますが)
そうなってくるとシャッタースピードの精度も出ていないことが多いです。
これからミラーボックスも外してミラー・シャッター駆動部の
点検整備に取り掛かります。

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