ニコンF2フォトミックSBのカメラ修理

今日は。。。うーん。。。これと言って。。。
「ゴルフ場記念日」「伊達巻の日」
「スクーバダイビングの日」。。。
個人的に全く関りがなくてネタにできないですねぇ(苦笑)
そういえば先月の24日もネタにできなくて
毎月24日の「ブルボン・プチの日」をネタにしましたね(笑
今日も「プチうす焼き」か「プチえび」を買って
ビールのつまみにします(笑

さてさて

本日は「ニコンF2フォトミックSB」のカメラ修理を行っています。
ファインダー側が「S系」なのは当店にしてはめずらしいのですが
それはフォトミックの「LED式露出計」の修理が
大抵の場合、修理不可と判断せざるを得ない場合が多いからです。
今回もファインダー内露出計に関する部分は
あまりタッチできません。行えるのは若干の調整くらいです。
F2に限らずLED式の露出計は修理不可能な場合が多くなってしまいます。
もちろん露出計を回路ごとごっそり交換できる場合は
修理可能な場合もあるのですがそれが可能な機種も
部品手配と作業天順の関係上、あまり多くないような気がします。
フォトミックSBはLED式露出計搭載の「S」の受光体を
CdSではなくSPDに変更したものです。
より低輝度の反応に優れ精度も高いと言われています。
露出計に関してはできることは少ないのですが
ボディ側の電源供給の問題で少々不安定な部分があるようです。
さらにボディ側に関してはシャッターの動きもかなり悪く
後幕が先幕に追いついてしまうような状態で
1/2000、1/1000に関してはシャッターが開かない状態です。
ミラー駆動部にしても動きはあまりよろしくなく
機械的な部分の動作改善のための整備が一通り必要な状況です。

何か大きな問題があると対処できない可能性もある
ファインダー側が気になるのでファインダー清掃から行っていきます。
外観的には指針式のフォトミックファインダーと大差ないのですが
カバーを開いてみると露出計関連に関しては
指針式の「フォトミック」や「フォトミックA」とは全くの別物です。
指針式の露出計とは違った意味で神経を使う部分が多いので
慎重にプリズムや接眼レンズ周りの清掃を行っていきます。
そしてやはりファインダー内部にモルトも結構使われているので
それらの交換や対処を行っていきます。
それが完了したところでボディ側の整備を改めて行っていきます。

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