今日は「たまご料理の日」だそうですよ。
5月を「たま(0)ご(5)」、
22日を「ニワトリ(2) ニワトリ(2)」と読む語呂合わせからだそうです。
「たまご料理」、美味しいモノばかりですよねぇ
目玉焼き、ゆで卵、卵焼き、だし巻き卵、オムレツ、オムライス、
スクランブルエッグ、親子丼、茶碗蒸し、卵豆腐、天津飯…
他にも数え上げるとキリがないですし
たまごを食べている自覚がなくてもいろいろな調味料とかに
使われている場合もありますね。
それだけ美味しい上に生活に欠かせない食材です。
ただ、私の年齢くらいになってくると食べ過ぎに注意ですねぇ…
カロリーも高いですし、コレステロール量も多い…
でもそれより「飽和脂肪酸」が多いというのが気になります…
動脈硬化を促進してしまいますものね…
飽和脂肪酸は油脂類や加工肉、
そして卵やバター等の乳製品に多く含まれます。
脳梗塞や心筋梗塞のリスクが気になる方は
注意したほうが良いかもしれません。
でも食べ過ぎさえ気を付ければ
タンパク質を程よく含んでおり、さらにビタミンやミネラルが豊富で
何といっても美味しいたまごはやはり魅力的ですね。
なんなら簡単に生たまごで卵かけご飯でも最高です!
さてさて
今日は「ヤシカエレクトロ35」のカメラ修理を行っています。
そうなんです。またエレクトロです。
ここのところなぜか集中して依頼が入っていますね
でも今日以降は当分エレクトロの整備の予定はないので
この依頼を受けたあたりの数日間だけやたらと集中しているのです。
なかなか不思議ですよね。
今日の「エレクトロ35」は前々回と同じく「初代エレクトロ35」です。
それも前回よりも初期モデルです。
ファインダー内の警告灯は矢印ではなく丸いランプ
ASA感度設定は最大400までとなっています。
そして底板を留めているネジの数が4本です。
中身的には最初期もそれ以降の初代も大きな違いはありません。
お預かりしている「初代エレクトロ」はまず電源が入りません。
電池室自体は腐食や緑青もなくかなりキレイなのですが
配線やハンダの劣化が原因かと思われます。
そしてやはりシャッター羽根の動きは悪く
完全に開ききらない状態かと思われます。
エレクトロに多くある症状で羽根自体の汚れによる粘りではなく
羽根駆動部の動作不良かと思われます。
そして今回のエレクトロは巻上でシャッターチャージは
問題なくできるもののフィルムが全く巻き上がりません。
正確に言うと巻き上げてもスプロケットが全く動きません。
巻上軸の回転が底部スプロケット駆動ギアに伝わらないようです。
ギア裏面のピンに問題があると思われます。
オート制御等はまずは電源を入るようにしてみないと
問題の有無はわかりませんが
もんだいがあればそれも合わせて修理整備を行っていきます。
ちなみにレリーズ軸を抑えておくゴムブッシュは
当然のごとく劣化していて全くレリーズ軸を抑えておくことができません
なので今回もエレクトロならではの巻上時の
「カタン」というレリーズ軸の戻る作動音は今回もありません。
ここも先に処置をしておかないと
オート制御は回路に関係なくまともに動かないので
ここを対処してからオートの制御を確認します。
まぁエレクトロの電子回路はおそらく大丈夫かとは思います。
何かあるとすればハンダの劣化や
マグネットの汚れによる吸着不足等の動作不良かと思います。
いずれにせよ、エレクトロは整備の過程で確認事項の多いカメラなので
ひとつひとつ動きを確認しながら全体的な整備を行っていきます。
↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。