今日は「緑内障を考える日」だそうですよ。
「りょく(6)ない(7)」(緑内)と読む語呂合わせからですね。
正直言ってイヤな記念日ですね(苦笑)
緑内障はいったん症状が出始めると改善は不可能ですし
進行を遅らせることしかできない厄介な病気です。
ちなみに緑内障とは、目から入ってきた情報を
脳に伝達する視神経が傷つき、視野が狭くなる病気のことです。
視野の周辺部からゆっくり進行するため、発見が遅れがちとなります。
日本人の40歳以上では約20人に1人が緑内障になっていると報告されており
高齢者になるとその割合はさらに増えるそうです。
早期発見できれば薬で進行を抑えられるが
一度傷ついた視神経は元に戻らないため
治療が遅れると失明となることもあります。
日本では緑内障が失明の原因の第1位となっています。
私は糖尿病を患っている関係と
5年前の脳梗塞以来、左目の動きが悪いため
3ヶ月に1回、定期的に眼科に通っていますが
そのときに眼圧検査も行っています。
やはり年齢を重ねてくるといろんなところの
定期検査が必要になってきますよね…
さてさて
本日は「ヤシカフレックス」のカメラ修理を行っています。
「ヤシカフレックス」は同じモデル名で
非常に色んな種類のカメラが生産されており
その判別がなかなか厄介なカメラなのですが
今回、お預かりしている「ヤシカフレックス」は
またこれがよくわからないモデルです。
一見すると銘板が「Yashicaflex」で
レンズ枠はバヨネット
上下レンズ間左右に絞り・シャッターを変更するダイヤルはないので
よくあるC型かな…とおも思ったのですが
シャッターがコパルMXVで最高速1/500なのですね。
(C型は最高速1/300)
レンズ間のyashicaの文字も黒色で絞り値も黒色です
(大半のC型は赤文字)
そしてフィルム装填はスタートマーク合わせの
セミオートマットではなくて赤窓式なのです。
A2やAⅡ型とも異なりますしちょっとよくわかりません。
レンズはヤシマー80mmF3.5で
ファインダースクリーンにフレネルレンズはありません。
修理する分には細かい仕様やモデル名は関係ないのですが
ちょっと珍しい仕様かもしれません。
画像はまだ現状確認をしている段階でのものです。
おそらくかなり長い間しまい込まれていたままの個体かと思われます。
外装の状態はかなり悪く一部部品が欠落してる部分もあります。
外装に関してはできる限りの清掃を修復を行っていきます。
レンズの状態もかなり悪く
このままではとてもまともに写りそうにないので
こちらも入念に清掃を行っていきます。
シャッターは一通り動作してはいるものの
羽根自体やスロ-ガバナーにやはり粘りがあるようです。
ファインダースクリーンの汚れもひどく
ミラーは劣化で曇りまくっているので交換で対処します。
全体的にリフレッシュして普通に撮影できる状態に仕上げていきます。
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