今日は「くるみの日」だそうですよ。
栄養満点で健康にもいいらしいのですよね。
一時期、テレビの影響もあって
意識してくるみを食べ続けたこともあったのですが。。。
最近は全く。。。(汗)
何事も継続しないと成果には結びつきませんね(苦笑)
さてさて
本日は「ニコンEM」のカメラ修理を行っています。
当時のフラッグシップ、F3と同時期にデビューした
いわゆる「リトルニコン」ですね。
今、見ても持ち歩きたくなる優れたデザインです。
当時のニコンのラインナップを見ても
この一連のEMシリーズ(FG、FG-20を含む)は
他のモデルと方向性が明らかに違うことがよくわかります。
今回、お預かりの個体は
「たまにフィルムに写ってないことがある。。。」とのこと。
撮影済みのネガを見せていただくと
明らかに未露光のコマが数コマ見受けられます。
測定機で見てみるとオートも少々不安定ですが
どうやら高速シャッター時(1/1000)にシャッターが開かないことがあるようです。
当時と違って今やカラーネガの主力は感度400
快晴の明るい風景等ではF11まで絞って
やっと1/1000で適正露出。。。という状況も多いと思います。
高速シャッターでトラブルがあると
撮影にかなり支障が出てしまいます。
フィルム室から見る限り
シャッター羽根はそれなりにキレイではありますが
どちらにせよシャッター周りに何らかのトラブルを抱えていると思われます。
これから分解を進め、まずはシャッターユニット周りの
点検整備から取り掛かります。
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