ニコンFのカメラ修理

今日は「エスプレッソの日」だそうですよ。
ちゃんとしたエスプレッソマシンで淹れた
エスプレッソは濃くて強烈な香りで
何とも美味しいですよねぇ…
昔、会社員時代に勤めていたショールームに
お客様に出す用のエスプレッソマシンがあって
たまに仕事サボって淹れてゆっくり味わってました。
言われてみればエスプレッソも何年も飲んでない気が…
家庭用のエスプレッソマシンを導入しようかと
過去にも何度か検討したことがあるのですが
きっとすぐに面倒くさくなっちゃうのだろうなぁ…と
思って毎回見送っています(笑
いや、今どきのインスタントコーヒーは
それだけ簡単で美味しいのですよ…
私くらいの楽しみ方であればそれでも十分…(笑

さてさて

本日は「ニコンF」のカメラ修理を行っています。
言わずと知れた伝説の一眼レフですね。
キチンと整備された個体であれば
現在でもトップレベルのフィルムカメラです。
1959年発売のカメラです。
精度の高い非常に頑丈な部品を精密に組み上げた
カメラといった感じが節々から感じられます。
さすがに登場から60年以上経過するので
長らく放置された個体だと動きが悪いものも
多々見受けられますが端々の造りが良いので
きちんと整備を行えば全く問題なく動く事の多いカメラです。

お預かりしている「F」は初期のモデルですが
ご依頼者様のお宅でかなり長い間眠っていたようです。
それでも保管状況は悪くなく
見た目はファインダーやレンズに比較的軽微な
カビがある程度で良好です。
ただシャッターが全く切れません。
どうやら巻上はできるようなのですが
レリーズしても何も動かないような感じです。
(巻き戻し可能に切り替えたときに一応シャッターは走行する)

整備性も非常に良好です。
定期的に分解整備を行いながら
長く使用することを前提に作られているのがよくわかります。
シャッターが切れない原因は
ミラーチャージロックがかからず
巻上時にミラーチャージも行いに動くものの
ロックがされないからそのまままたリリース状態に戻ってしまい
シャッターを切ろうとレリーズしても
ミラーがチャージされていないから
ミラーが動かず当然シャッターも切れない…といった感じです。
シャッターが切れるようになって確認できましたが
スローガバナーは定番の固着で
さすがに高速シャッターの精度は全く出ていませんでした。
もちろんこれらもこれからの整備で全く問題なく改善されます。
まだまだ長く使えるカメラなので
ぜひ撮影にガンガン使っていただきたいカメラです。

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