ニコンFEのカメラ修理

今日は「コットンの日」だそうですよ。
「コッ(5)トン(10)」と読む語呂合わせからだそうです。
いわゆる「木綿」ですね。
Tシャツとかでもそうですが
コットンのシャツは肌触りが良くて
着心地よいですよねぇ
吸水性も良いですし、少し暑くなってくる
これからの季節にぴったりな素材です。
…とか書いているとちょっと洒落た
コットンのシャツとか欲しくなってきますねぇ
たまには服買いに出かけてみなくては…

さてさて

本日は「ニコンFE」のカメラ修理を行っています。
1978年発売のカメラです。
前身となるニコマートEL系からモデルチェンジしたカメラです。
大きさも適度に引き締まったコンパクトさとなり
非常に使いやすいカメラです。
電子制御シャッタ-機で絞り優先オート露出を搭載します。
使いやすい露出計やキレの良いファインダーを駆使して
じっくり撮るのも良し、オート露出を使って
気軽にスピーディーに撮るのも良しと
いろいろな場面での撮影に対応できるカメラともいえますね。

電子制御機ということで
敬遠されがちな部分もあるとは思いますが
当店にやってくる「FE」のほとんどのトラブルが
機械的な要因のもので
電子制御でのトラブルで修理不可能になることは
ほとんどないカメラです。
基本的に丈夫なカメラだとは思いますが
シャッターダイヤル下管制部は
この時代のニコンお得意のパターンで造られていて
若干、衝撃に弱く、割れやすい部分があるので
落下等の衝撃や無謀な分解品には要注意です。
それでもヒット商品で現存数も多いので
中古部品をうまく使えばそれも修理可能ではあるのですが…

お預かりしている「FE」は
比較的保存状態の良い個体で
外観もキレイですが一通りは動作しています。
ただ、積み重なった年月で内部には汚れがたまっていることと
経年劣化でボロボロになったモルトが悪さをいしているようで
シャッターの動きがあまりよろしくなく
高速シャッターの精度は出ていません。
1/1000はたまに完全に開ききらないこともあるようで
このまま使うとたまに写真の一部が黒くなる
写真が出てくると思われます。
巻上等も油切れで動きが少し渋いので
やはり全体的にリフレッシュが必要な状態です。

この時代になるとフレキも使われていて
分解にはそれなりに手間がかかりますが
それでもFEの整備性は非常に良好な方だと思います。
中級器とはいえニコンらしく
キチンと作られたカメラだと思います。
電子制御機は各接点とマグネットの吸着がポイントなので
そのあたりも重点的に清掃整備を行っていきます。
ニコマート時代から続く接眼レンズ下の
座布団モルトも劣化してボロボロなので
ここもそうですが内部モルトの交換も行っていきます。
(それでもニコン機は内部のモルトは少ない方ですが)

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