今日は休み明けです。
朝からスムーズに修理に取り掛かれるように
昨日の夜に雑用・事務処理を終わらせておいたつもりでしたが。。。。
予想外の雑用に追われ。。。なかなか修理に取り掛かれません(苦笑)
何でもそうですがなかなか予定通りに進むなんて事はないですね。
さてさて
今日は「コニカFTA」のカメラ修理です。
コンパクトカメラでコニカがお得意としていた
「針挟み込み式オート」を一眼レフにも採用した
ちょっと変わったカメラです。
すなわち、機械式シャッターだけどオート可能ってことなのです。
今回の個体はそのオートの元ともなる
露出計が不動です。おそらくメーターそのものは無事かとは思いますが
そこまでの電池室・回路・配線に問題がありそうです。
この「コニカFTA」は接眼レンズが曇っている個体が多いのですが
(今回の個体もそうです。)
これは清掃では取れません。程度の良いものと交換いたします。
ちなみに上カバー背面部にon/offスイッチがあるものが前期型
ないものが後期型です。シャッターダイヤルも前後期で異なります。
分解してみると機械仕掛けで
レンズの絞りを制御する様子がよくわかるのですが
よく考えてあるなぁ。。。と感心するところばかりです。
しっかり本来の動きができるように整備していきます。
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