日別アーカイブ: 2018年9月1日

キヤノンダイヤル35のカメラ修理

今日は9月1日ということで
「防災の日」」ですね。
1923年9月1日に発生した「関東大震災」にちなんで
設定された日です。
天災もそうですが、事故や怪我、
あるいは仕事や人間関係でも
嫌なことや困ったことは忘れかけた頃来るのですねぇ。。。
だから私は物心ついたころから
「今起きるかもしれない最悪のこと」をよく想像していました(汗)
そうやって考えているときは
意外とそういうことは起きないって考えがあったのですね。
ある意味、超ネガティブシンキングです(笑)

さてさて

本日は「キヤノンダイヤル35」のカメラ修理を行っています。
モデル名に「35」とつきますがハーフ判カメラです。
特徴はモデル名からわかるように
なんと言ってもそのデザインです。

電話機のダイヤルをイメージしたかのような
レンズ周りの感度設定リングは今見ても面白いデザインです。
さらにゼンマイ仕掛けによる自動巻上で
ボディ下部に付いているグリップは
ゼンマイを巻くためのグリップでもあります。
縦位置で構える作りになっていますが
ハーフ判なのでそれで通常の横位置になります。

話がそれますが「ダイヤル」と聞いて
電話のダイヤルを思い浮かべることのできる方は
私も含めてもう結構な年齢の方でしょうねぇ。。。
歌の歌詞にだって「かけなれたダイヤル~まわしかけ~て~♪」なんて
そんなに昔のことではないような気がするのですが
現在では既にありえない話ですよね。。。
「チャンネルを回す」ことと同じようなものか。。。(苦笑)
電話の音が「リンリン」ていうのも
もはや過去の話ですねぇ。。。
あ、「恋のダイヤル6700」が頭から離れなくなってきました(笑)

本題に戻りますが
ダイヤル35、なかなか普通に動作しているものは
少ないのではないかと思われます。
今回、お預かりのダイヤル35も露出計が不動です。
基本的にはシャッタースピード優先AEで使うカメラなので
露出計が動かないと致命的です。
他、レンズ、ファインダーも汚れがかなり目立ち
ASA感度ダイヤルも固着気味で回りません。

巻上部以外の構造はデミEEあたりに近い
シンプルなものなので
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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